七十五日目のステータス
ものすごく遅れてすみません。もう少ししたら落ち着くと思うので更新の時間も安定すると思います。
今日は75日目です。いつもより日記度が増した気がします……
本日の天候は晴天。
自分が認識していなくても触れていたら勝手に対象にできるとは思わなかったので、【ステータス】で精霊の存在を知れたのは驚きだった。
存在を知れた以外にも、<極>という新しい等級や未知の恩恵などの発見もあった。ステータスが全て0なのはどういう事なのか、精霊という存在はまだまだ謎だ。
さてさて気を取り直しまして、今日は祭の3日目である。最終日である3日目は出店は今まで通り開いているが芸出しはほとんどやっておらず騎士の演武は全くやっていない。
最終日のトリを務める武道大会と魔導大会に王都のほとんどの人間が集まるからだ。
アイシアも魔導大会に興味があると、会場前にずらりと並んだ列の最後尾に加わっていた。芸出しをしていた人は皆この列の付近に集まって各々芸をしていた。おひねりも弾んで、列に並ぶ退屈も紛わされてWin-Winの関係だった。
しばらく芸を眺めてやっとの事で会場へと入れた。中は西洋風の闘技場に似ていると感じた。
大会が始まったのだが、アイシアはすでに眠そうにしていた。魔導大会のレベルが思いの外しょぼかったのだ。激しい大魔法の打ち合いは無く、ほとんどが魔力消費の低い魔法の打ち合いか大魔法一発に全てをこめるかといった様子だった。
(俺たちが強いのか、本当に強いものが出て来ていないのか、おそらく後者なのだろうな。)
その後は俺たちよりも強そうな人が数人出て来てアイシアも目を輝かせていた。
祭が終わり、王都は少し落ち着きを取り戻した。宿の外から聞こえてくる喧騒は随分と静かになった。
アイシアは精霊を抱いてねるようになったのでまた俺は自由になった。俺は筋トレの鬼になった。
俺は【ステータス】を確認した。
ステータス
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名前:ボンちゃん
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種族:杖、魔族【異邦人】
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性別:男
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年齢:16
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状態:名工に鍛えられし杖、憤怒の眷属
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体力:0/0
魔力:300/500
筋力:23
知力:2
視力:2
聴力:2
運気:10
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恩恵:【ステータス】
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技能:【不死】、【魔力供給】、
【魔力自然回復<中>】、【念力】、
【怒りの一撃】、【威力増幅<中>】、
【並行射撃<1>】、【対魔】、
【硬化】、【念話】
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お読み頂きありがとうございました。




