七十三日目のステータス
連日0時更新出来ずに申し訳ありません。
今日は73日目です。
本日の天候は晴天。
昨夜は【ステータス】を確認して驚き過ぎてアイシアに不審者を見るような目で見られた。アイシアに【ステータス】の内容を教えるとアイシアもとても驚いていた。アイシアはとんでもないものを貰ったと言ったが本当にとんでもなかった。
“四大属性のワンランク昇華”
“ステータスの大幅向上”
“【精霊視】なる特殊スキル”
アイシアが貰ったものは主にこの3つだろう。どの効果も喉から手が出るほど欲しがる人は多い。【精霊視】はどんなスキルか分からないが魔眼形スキルでハズレはまず無いだろう。
【精霊視ってのはどんな能力なんだ?】
「精霊が見えるようになるスキルだと思う。この辺には居ないのか今は見えないけど、森とか自然が豊富そうな場所ならきっと居ると思う。」
アイシアの顔には今すぐ森に行きたいと書いていた。ハイキングにでも向かうような陽気な様子で冒険者というより森ガールだ。
俺たちは祭の喧騒を掻き分けて、依頼も受けずに王都近くの森へと向かった。森の奥へと進み、綺麗な小川に来た時アイシアはなにかを見つけた。
俺には見えない。
「……これが精霊。」
アイシアは何も無い空間に向けて手を伸ばし、空気を撫でてとても幸せそうに笑っていた。きっとそこに精霊がいるのだろう。
しばらく対話を楽しんだ後、俺たちは王都に帰還した。アイシアが言うには精霊はリタさんを小さく幼くしたような姿らしい。【精霊視】のおかげか姿はリタさんよりもはっきり見えているらしい。
宿に帰ってからもアイシアは幸せそうだった。
心が安らいでいるからか、今日はとてもぐっすりと眠っていた。
俺は【ステータス】を確認した。
ステータス
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名前:ボンちゃん
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種族:杖、魔族【異邦人】
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性別:男
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年齢:16
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状態:名工に鍛えられし杖、憤怒の眷属
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体力:0/0
魔力:500/500
筋力:22
知力:2
視力:2
聴力:2
運気:10
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恩恵:【ステータス】
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技能:【不死】、【魔力供給】、
【魔力自然回復<中>】、【念力】、
【怒りの一撃】、【威力増幅<中>】、
【並行射撃<1>】、【対魔】、
【硬化】、【念話】
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名前:アイシア・ボーンヘッジ
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種族:人族
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性別:女
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年齢:16
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状態:健康、精霊との友好
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体力:10/10
魔力:150+500/150
筋力:6
知力:50
視力:10
聴力:50
運気:50
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恩恵:【魔法技能】、【精霊の祝福】
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技能:【火<大>】、【水<大>】、
【風<小>】、【土<小>】、
【精霊視】、【魔力消費減<大>】
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お読み頂きありがとうございました。




