七十一日目のステータス
今日は71日目です。今日はちゃんと短い。明日はまた長くなりそう。
本日の天候は晴天。
祭りの前だというのに王都の賑わいはすごい。けれど、アイシアはその賑わいに混じろうとしなかった。理由を聞いてみると
“最近は外に出たらすぐ何かに巻き込まれるから面倒くさい。”
と街を眺めながら嘆いた。楽しそうだけど見てるだけで十分らしい。
夕食時になり、宿の一階に降りるとアイシアに来客があったらしい。
「ローブ姿の小さな人が貴方に用事があるからここに来て欲しいと地図を渡してきました。ここって王都で一番高い宿屋ですよ、すごい知り合いがいらっしゃるんですね。」
きっと一緒に来た四人組のローブの者だろう。アイシアを見ると老婆のストリップシーンでも見せられたかのような苦渋の顔をしていた。
「あ、あぁ……なんで宿から出なかったのに面倒ごとが向こうからやってきてんのよ……」
【まだ面倒ごとと決まったわけじゃない。きっと大丈夫だから。な?】
「そんなわけない。絶対面倒ごとよ。」
その日の夕食はやけ食いしてお腹をさすっていた。そういえば、王都に来てからはまた俺を持って寝るようになった。王都にはアイシア一人の状況だ。まだ安心出来ないのだろう。
俺は【ステータス】を確認した。
ステータス
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名前:ボンちゃん
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種族:杖、魔族【異邦人】
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性別:男
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年齢:16
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状態:名工に鍛えられし杖、憤怒の眷属
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体力:0/0
魔力:500/500
筋力:22
知力:2
視力:2
聴力:2
運気:10
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恩恵:【ステータス】
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技能:【不死】、【魔力供給】、
【魔力自然回復<中>】、【念力】、
【怒りの一撃】、【威力増幅<中>】、
【並行射撃<1>】、【対魔】、
【硬化】、【念話】
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名前:アイシア・ボーンヘッジ
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種族:人族
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性別:女
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年齢:16
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状態:健康
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体力:10/10
魔力:50+500/50
筋力:6
知力:20
視力:3
聴力:20
運気:50
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恩恵:【魔法技能】
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技能:【火<中>】、【水<中>】、
【魔力消費減<大>】、
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お読み頂きありがとうございました。




