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六十日目のステータス

本日の天候は晴天。帰りはギルドからの馬車が出ないが、ちょうど向こうに向かう商人が冒険者を募集していたので応募していた。向こうもC級やB級下位の冒険者で女性のアイシアを断ることは無かった。

同乗した冒険者はC級パーティの“烈火の獅子”という男一人女三人のパーティだ。男の赤い縦髪がパーティの由来だろうか。

というかハーレムパーティだ。面倒な事になりそうだ。アイシアもそう感じ取ったのか彼らとは距離を置いている。馬車の片側では桃色空間、こちら側では杖を磨く少女がぽつりと座りその横に商人の荷物がずらりと並ぶ。


馬車を走らせていると幾度か魔物が出たが全てアイシアの魔法で簡単に倒していた。C級パーティの桃色ハーレムさんは何もしていない。


馬車は無事に街に到着した。桃色ハーレムは特に何も絡んでこなかったが、ハーレムのメンバーの一人が


“私も優秀な杖が欲しいなぁ、街に着いたら探してよレオン。”


と言っていて少し驚いた。

その杖を寄越せとでも言ってくるかと思ってたが、よく考えると淡々と魔物を殺すアイシアを見ているのだ。

寄越せと言って魔法を寄越されることに怯えたかまともな倫理観の持ち主かというところだろう。

まあとにかく無事に街に着いて良かった。


アイシアはヴァルキュリアの面々と再会し昇格を祝ってもらっていた。ヴァルキュリアの面々も依頼に励んでいたようで懐具合は暖かいようだ。再会の祝いと称して、以前飲んでいた店で以前より良い酒を飲んでいた。そのままアイシアはヴァルキュリアと共に宿へと帰っていく。


俺は【ステータス】を確認した。


ステータス

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名前:ボンちゃん

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種族:杖、魔族【異邦人】

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性別:男

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年齢:16

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状態:上級杖、憤怒の眷属

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体力:0/0

魔力:400/435

筋力:2

知力:2

視力:2

聴力:2

運気:10

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恩恵:【ステータス】

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技能:【不死】、【魔力供給】、

【魔力自然回復<中>】、【念力】、

【怒りの一撃】、【威力増幅<中>】、

【並行射撃<1>】、【対魔】

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名前:アイシア・ボーンヘッジ

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種族:人族

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性別:女

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年齢:16

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状態:健康

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体力:10/10

魔力:48+400/48

筋力:6

知力:20

視力:3

聴力:20

運気:50

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恩恵:【魔法技能】

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技能:【火<中>】、【水<中>】、

【魔力消費減<大>】、

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お読み頂きありがとうございました。

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