二百八十一日目のステータス
一昨日に続き、昨日も投稿できず申し訳ありませんでした。昨日は酔い潰れて書きながら寝てしまっていました。
今日は281日目です。
今日の天候も血の雨。
昨日と同じように、夜も随分と深まってからそいつはやってきた。ザッザッザと、歩いてやってきたそいつは今日も血に塗れている。
【待ったぞ、この野郎】
昨日散々ボコボコにされた俺は荒れた口調でそいつを一人で歓迎した。
そう一人でだ。
アイシアたちは俺の身体で作ったシェルターの中にいる。今ここにいる俺は分離して存在する俺だ。身体の構成比としてはシェルター側に七割を割いており、今の俺は三割の身体で人型を取っている。
だが、そんな些細な事は問題ではない。
やられっぱなしは気に入らないのだ。昨日は対応できず、やられっぱなしだったが今日はそうはいかない。
そんな意志とともに俺は地面から生やした腕でそいつを掴んで地面へ引きずりこんだ。
「ァァァァァァァ!!」
そいつは暴れて振り解こうとするがそうはさせない。分離して拳だけを作り出し、無数の拳でそいつを殴りつけた。無数に分離した場合は簡単な命令を与えるくらいが負担が少ないので拳には潰されるまでぶん殴るという脳筋な命令を与えた。そして今、そいつはタコ殴り状態だ。
【ざまあみやがれ!!】
拳の雨を降らしながら俺はそう叫んだ。
瞬間、計ったように拳も地面に固定していた身体もそいつから放たれた赤い波動と共に霧散した。
あれは、怒りの一撃か?ならこいつは憤怒なのか。
そんな疑問を抱いたときには、拘束から抜け出した憤怒は俺の目の前にいた。
【怒りの一撃】
俺は憤怒に憤怒の力で攻撃した。憤怒は吹き飛び身体がボロボロになっていた。
「ァァ……ァァァ……」
追撃を、そう考えたが憤怒の身体はどんどんと傷ついていき崩壊した。自分の空間だというのに血の雨に負けているのだ。憤怒が血の雨を弾く効果を発揮するには力が足りないのか、肉体が損傷し過ぎたのか。
とにかく憤怒は血の雨で崩壊した。俺の勝利だ。
魔力不足が辛いので、しばらく休んだ後シェルターを持って俺はこの空間を後にした。
俺はステータスを確認した。
ステータス
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名前:ボンちゃん
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種族:神聖杖、上位一等魔神【異邦人】
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性別:男
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年齢:16
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状態:強欲の眷属、筋肉魔神、
鍛冶神に鍛えられし杖、憤怒の眷属、
ダンジョンの核、怠惰の眠り
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体力:0/0
魔力:30000/100000
筋力:100,000
知力:6200
視力:10
聴力:10
運気:10
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恩恵:【ステータス】、【精霊の祝福】
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技能:【不死】、【魔力供給】、
【魔力自然回復<極>】、【念力】、
【怒りの一撃】、【威力増幅<極>】、
【並行射撃<Ⅴ>】、【対魔】、
【硬化】、【念話】、
【筋肉魔神】、【限界突破】、
【気絶耐性<特>】、【欲求変換】、
【疲労無効】、【形態変化】、
【魔力二倍】、【技能貯蔵】、
【調和】、【念力の衣】、
【神聖樹の癒し】、【憤怒解放】、
【強欲解放】、【分離】、
【連鎖解放】、【世界干渉】
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名前:アイシア・ボーンヘッジ
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種族:人族
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性別:女
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年齢:17
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状態:健康、精霊との友好、
継承者、魔神殺し、
怠惰の眠り
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体力:700/700
魔力:14000+30000/14000
筋力:30
知力:350
視力:10
聴力:50
運気:100
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恩恵:【魔法技能】、【精霊の祝福】、
【神器継承】
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技能:【火<極>】、【水<極>】、
【風<極>】、【土<特>】、
【精霊視】、【魔力消費減<極>】、
【精霊同調】、【混乱耐性<小>】、
【威力増幅<極>】、【魔力自然回復<極>】、
【神器解放】、【純魔力】、
【連鎖解放】、【霧化】、
【対魔神】
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お読み頂きありがとうございました。




