表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
286/294

二百八十日目のステータス

今日は280日目です。

 今日の天候は血の雨。

 草も木も枯れ果てた土地で草木も眠る丑三つ時、アイシアたちの寝息と心地良い雨音だけが聴こえる空間に一つの足音が聞こえてきた。それはだんだん大きくなってきた。

 ザッザッザと、足音を立て血溜まりを跳ねてそれはやってきた。


【失せろ】


 中で眠るアイシアたちを見捨てられない俺は動けない。【念話】で威嚇してみるが反応はない。通じているのかすらわからない。


「……ぁぁあ?……ぉあ?……ぁぁあ!!!」


【念話】が通じたはずなのにそいつは周りをきょろきょろと見回して首をひねっていた。視力も頭も悪いのかもしれない。

 そして、【念話】を俺がしたことに気付くと雄叫びをあげて突進してきた。


【念力】


 全力で弾き飛ばそうとした。

 けれど、力で負けた。インチキでもなんでもなく力で負けた。【念力】が弾き飛ばされ俺はぶん殴られた。だが、殴られる部分だけを分厚くしてアイシアたちを守った。代わりに俺の身体は千切れ地面に叩き落とされた。


 そして次がきた。

 身体が弾き飛ばされ、回収する。

 殴られる、弾き飛ばされる、回収する。

 そいつが飽きるまでそれは続いた。


 朝日と共にそいつは帰っていった。俺は消耗しきっていたがアイシアたちも完全に俺に覆われるために狭い空間で活動しているのだ。その上外には筋力値最大でも勝てない化け物がいるなんて伝えない方が良いだろう。


「……ボンちゃんどうかした?」


【いや、何もない良い夜だったよ。】


「……そっか。」


 そして俺は今日も再び探索した。


 俺はステータスを確認した。


ステータス

---------------

名前:ボンちゃん

---------------

種族:神聖杖、上位一等魔神【異邦人】

---------------

性別:男

---------------

年齢:16

---------------

状態:強欲の眷属、筋肉魔神、

鍛冶神に鍛えられし杖、憤怒の眷属、

ダンジョンの核、怠惰の眠り

---------------

体力:0/0

魔力:-20000/100000

筋力:100,000

知力:6200

視力:10

聴力:10

運気:10

---------------

恩恵:【ステータス】、【精霊の祝福】

---------------

技能:【不死】、【魔力供給】、

【魔力自然回復<極>】、【念力】、

【怒りの一撃】、【威力増幅<極>】、

【並行射撃<Ⅴ>】、【対魔】、

【硬化】、【念話】、

【筋肉魔神】、【限界突破】、

【気絶耐性<特>】、【欲求変換】、

【疲労無効】、【形態変化】、

【魔力二倍】、【技能貯蔵】、

【調和】、【念力の衣】、

【神聖樹の癒し】、【憤怒解放】、

【強欲解放】、【分離】、

【連鎖解放】、【世界干渉】

---------------


---------------

名前:アイシア・ボーンヘッジ

---------------

種族:人族

---------------

性別:女

---------------

年齢:17

---------------

状態:健康、精霊との友好、

継承者、魔神殺し、

怠惰の眠り

---------------

体力:700/700

魔力:14000+0/14000

筋力:30

知力:350

視力:10

聴力:50

運気:100

---------------

恩恵:【魔法技能】、【精霊の祝福】、

【神器継承】

---------------

技能:【火<極>】、【水<極>】、

【風<極>】、【土<特>】、

【精霊視】、【魔力消費減<極>】、

【精霊同調】、【混乱耐性<小>】、

【威力増幅<極>】、【魔力自然回復<極>】、

【神器解放】、【純魔力】、

【連鎖解放】、【霧化】、

【対魔神】

---------------

お読み頂きありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ