二百六十八日目のステータス
今日は268日目です。
今日の天候は晴天。
本当に迷宮の外なのかさえ定かではないのでこの晴天が作り物な気がしてくる。
それはさておきアイシアのステータスが変化していた。精霊から力を授かったからか属性魔法が一段階成長していた。風が極に、土が特へと上がっていた。
【というわけで属性魔法が一段階上がっていたけど強くなった実感はあったりする?】
【どういうわけか分からないけどそんな気はしないわ。むしろ力が入らないわ。】
アイシアは珠のような汗を拭って愚痴る。レオンたちも同様のようでどこか辛そうだ。
何故かこの空間に来てからここまで持ってきていた食料や水がダメになってしまったようだ。そして森は生い茂っているというのに果物も無ければ動物すらいない。だからこの一日は何も食べずに過ごしている。
けど、それにしたって体力の消耗が激しい。俺には分からないがここは酸素が薄かったりするのだろうか。
「あぁ、もうダメだ。今日はここまでにしよう。」
「あぁ、そうだな。今日はもうダメだ。」
エドガーの声にレオンが同調した。ルシフェルはなにかを言おうとしていたが彼も疲れていたのか結局今日はここまでとなった。
野営をするにしても、料理する食材もないのでただ眠るだけだ。まだ日が落ちたばかりだというのにアイシアたちはすぐに眠りに落ちた。
そこらをふらふらと散策して戻ってきてみればアイシアたちは頬が痩けてきている。更には皮膚から水分が抜けているのか体の潤いが足りていないようだ。皮膚のかさつきが目立つようになってきた。
ここまでくれば俺だっておかしいと気付く。誰かから攻撃を受けているはずだ。
どこだ。どこからだ。
俺は身体から【形態変化】で糸を出し周囲の探索を始めた。いない、どこにも誰もいない。動物もいない。見つけたはずの水場は枯れていた。
何か気配を感じた。だが、その気配は気のせいだったかのように消えてしまった。その後も探索を続けた。
俺はステータスを確認した。
ステータス
---------------
名前:ボンちゃん
---------------
種族:神聖杖、上位一等魔神【異邦人】
---------------
性別:男
---------------
年齢:16
---------------
状態:強欲の眷属、筋肉魔神、
鍛冶神に鍛えられし杖、憤怒の眷属、
ダンジョンの核
---------------
体力:0/0
魔力:95000/100000
筋力:100,000
知力:6000
視力:10
聴力:10
運気:10
---------------
恩恵:【ステータス】、【精霊の祝福】
---------------
技能:【不死】、【魔力供給】、
【魔力自然回復<極>】、【念力】、
【怒りの一撃】、【威力増幅<極>】、
【並行射撃<Ⅴ>】、【対魔】、
【硬化】、【念話】、
【筋肉魔神】、【限界突破】、
【気絶耐性<特>】、【欲求変換】、
【疲労無効】、【形態変化】、
【魔力二倍】、【技能貯蔵】、
【調和】、【念力の衣】、
【神聖樹の癒し】、【憤怒解放】、
【強欲解放】、【分離】、
【連鎖解放】、【世界干渉】
---------------
---------------
名前:アイシア・ボーンヘッジ
---------------
種族:人族
---------------
性別:女
---------------
年齢:17
---------------
状態:疲労【中】、精霊との友好、
継承者
---------------
体力:100/500
魔力:5000+95000/10000
筋力:30
知力:200
視力:10
聴力:50
運気:100
---------------
恩恵:【魔法技能】、【精霊の祝福】、
【神器継承】
---------------
技能:【火<極>】、【水<極>】、
【風<極>】、【土<特>】、
【精霊視】、【魔力消費減<極>】、
【精霊同調】、【混乱耐性<小>】、
【威力増幅<極>】、【魔力自然回復<極>】、
【神器解放】、【純魔力】、
【連鎖解放】
---------------
お読み頂きありがとうございました。




