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二百五十八日目のステータス

今日は258日目です。

 ダンジョン内のため、本日の天候は不明。

 黒色オークとの戦いにも慣れてきたのかレオンの動きがどんどんと良くなっていった。だが、未だに相手がレオンの隙を付いてきていたが、エドガーが盾でぶつかり敵の出鼻をくじく。俺の役目といえばそんなエドガーの回復をする程度でほとんど働いていない。アイシアとエリックもエドガーのフォローが間に合うまでの牽制をする程度だった。

 十分戦えていると満足してしまうが、これで二階層だと考えると気が滅入る。

 だが、そんな二階層もようやく終わりのようだ。迷うことなくボス部屋へ進むとそこにいたのは人二人分はありそうな長さと太さの金棒を持った黒色オーガだった。


「まずは普通のオーガが来いよ……」


 レオンは相手が強そうでうんざりしていた。だが、すぐに戦闘モードになったのか剣に光を纏わせようとする。


 “グォオオオオオオオオ”


 レオンに危機感を覚えたオーガは唸り声をあげ、大きく踏み込み金棒の攻撃範囲内にレオンを捉えた。踏み込みつつ振るわれた金棒はレオンへと一直線に進むかと思われたが、横から突然現れたエドガーの盾で阻まれた。

 レオンは動揺する事なく眩い光を発しながら一閃した。光はオーガを縦に真っ二つに斬り裂いた。


「ありがとう、エドガー。」


「良い度胸だったぜ、レオン。」


 二人はがっしりと手を握った。なにやら男同士の友情でもできたのだろうか。ガイルスが見たら宿敵と何してやがると発狂したことだろう。

 だが、こんな環境でそんな考えではすぐに死んでしまうので今の状態はとても良い状態だ。


 その後、三階層へと進んだ。


「あれ?オーガじゃない?」


 三階層で初めて見た魔物は黒いゴブリンだった。


「あぁ、三階層は黒色ゴブリンと黒色オーガの混在した階層だ。ゴブリンは素早さと数の多さに気を付けろ。」


 エドガーが心底嫌そうな顔で教えてくれた。初めに見たときには一体だったゴブリンだったが、今何体倒したのか分からない。少しずつは前に進めているが前衛はかなりきつそうだ。代わりにゴブリンに対しては後衛が一撃か二撃で仕留めることができるのでアイシアとエリックが活躍している。

 前衛を回復させながら進んだが、ひっきりなしにくるゴブリンに疲労がたまり、一度目の行き止まりで今日は休むことになった。


 俺はステータスを確認した。


ステータス

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名前:ボンちゃん

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種族:神聖杖、上位一等魔神【異邦人】

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性別:男

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年齢:16

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状態:強欲の眷属、筋肉魔神、

鍛冶神に鍛えられし杖、憤怒の眷属、

ダンジョンの核

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体力:0/0

魔力:60/100【制限】

筋力:100【制限】

知力:100【制限】

視力:10

聴力:10

運気:10

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恩恵:【ステータス】、【精霊の祝福】

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技能:【不死】、【怒りの一撃】、

【欲求変換】、【神聖樹の癒し】

【連鎖解放【制限】】、【世界干渉【制限】】

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名前:アイシア・ボーンヘッジ

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種族:人族

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性別:女

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年齢:17

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状態:疲労【小】、精霊との友好、

継承者

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体力:100/100【制限】

魔力:45/100【制限】

筋力:6

知力:100

視力:10

聴力:50

運気:100

---------------

恩恵:【魔法技能】、【精霊の祝福】、

【神器継承】

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技能:【純魔力】、【連鎖解放【制限】】

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お読み頂きありがとうございました。

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