二百五十三日目のステータス
今日は253日目です。
ブクマや感想などいつもありがとうございます。
【4/9:AM01:26追記】
内容がまとまりきらず仕事に影響が出そうなので一日投稿のお休みを頂戴いたします。大変申し訳ございません。
今日の天候は晴天。
三ヶ国S級会談まで後1日だ。会談場所にはアイリンさんが瞬間移動で運んでくれるので問題ないので今日も特訓をするか悩んだが、別の予定を入れた。
歩いてその建物まで向かうと彼の住処と変わらない金属音が響く。こんな時期だというのに王都に立った工房でもせっせと働いている工房の主人を訪ねた。
「ガルムさーん!!来ましたぁ!!」
ただの大声ではなく魔法で音を運んで伝えているのでガルムさんにとっては耳元で大声で叫ばれたように聞こえた事だろう。
「うるせぇ!!!予定通り居てんだから回りくどいことなんてせずに直接話しに来やがれ!!」
そう、今日はガルムさんの工房にやってきていた。なんでもすぐにできて簡単に強くなれる方法があるなんていう、そんな騙り文句では誰も騙せないだろうセリフで誘われた。だがしかし、なんとこれが本当らしい。
まあ今までの積み重ねがあるので嘘だとは一切思わなかったが。
「はぁ、もう何でもいいからさっさとするぞ。ちょちょっとやれば終わるからよ。」
そう言ってガルムさんは懐から何気なくあるものを取り出した。俺は気持ち的な意味で二度見した。アイシアは実際に二度見していた。
なんと懐から出したのはダンジョンの核だったのだ。
「な、なんで持ってるの?」
「そりゃダンジョンから自分で取ってきたからのぅ。」
「……」
アイシアは驚いて返答できないようだった。
俺は改めてガルムさんがS級だと実感した。俺は支援能力を買われてS級に上がったと思っていたが実力だけでもS級の資格がありそうだ。
「アイシア、強化にはお前さんの血が数滴必要だから指先を切らせて貰うぞ。」
「あ、はい。」
ガルムさんがアイシアの指先を軽く切るとダンジョンの核へと血を滴らせた。ガルムさんが何かを呟くとアイシアの血がダンジョンの核へと紋様を描いていった。そして、その核を俺へと触れさせた。
【錬成解放】
ガルムさんが告げるとダンジョンの核がその姿をぐにゃりと変化させ俺に巻き付いてきた。異物感の激しいものが俺を侵食しようとしてくる。胃をかき回されるような気持ち悪さに抵抗しようとするが強制力が働いているのか全く抵抗できない。
そうして体感ではとても長い時間が過ぎてダンジョンの核との融合が終了した。
「俺も他にやる事があるから今日はこれで終了だ。明日はよろしくな。」
「はい、よろしくお願いします。ありがとうございました。」
俺はステータスを確認した。
ステータス
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名前:ボンちゃん
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種族:神聖杖、上位一等魔神【異邦人】
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性別:男
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年齢:16
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状態:強欲の眷属、筋肉魔神、
鍛冶神に鍛えられし杖、憤怒の眷属、
ダンジョンの核
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体力:0/0
魔力:100000/100000
筋力:100,000
知力:5000
視力:10
聴力:10
運気:10
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恩恵:【ステータス】、【精霊の祝福】
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技能:【不死】、【魔力供給】、
【魔力自然回復<極>】、【念力】、
【怒りの一撃】、【威力増幅<極>】、
【並行射撃<Ⅴ>】、【対魔】、
【硬化】、【念話】、
【筋肉魔神】、【限界突破】、
【気絶耐性<特>】、【欲求変換】、
【疲労無効】、【形態変化】、
【魔力二倍】、【技能貯蔵】、
【調和】、【念力の衣】、
【神聖樹の癒し】、【憤怒解放】、
【強欲解放】、【分離】、
【連鎖解放】、【世界干渉】
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名前:アイシア・ボーンヘッジ
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種族:人族
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性別:女
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年齢:17
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状態:健康、精霊との友好、
継承者
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体力:400/400
魔力:8000+100000/8000
筋力:6
知力:100
視力:10
聴力:50
運気:100
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恩恵:【魔法技能】、【精霊の祝福】、
【神器継承】
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技能:【火<極>】、【水<極>】、
【風<特>】、【土<大>】、
【精霊視】、【魔力消費減<極>】、
【精霊同調】、【混乱耐性<小>】、
【威力増幅<極>】、【魔力自然回復<極>】、
【神器解放】、【純魔力】、
【連鎖解放】
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お読み頂きありがとうございました。




