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二百四十五日目のステータス

今日は245日目です。

 今日の天候は晴天。

 何も無かった次の日はなにかがある、そう考えた方が良いのは分かるがどうしても気が緩む。昨日は何も無かったんだから今日も大丈夫だろうと思いたくなる。


 だが、その油断に足元をすくわれたくないので気を引き締めて警戒をする。けれど、やはり脅威は見当たらない。兵士の邪魔になるといけないのでそこらの魔物を手慰みに間引いているが、それだけしかやることがない。


 ふと何かを感じた。ただ、その違和感はにじんで見えなくなるみたいに消えてしまった。気のせいだったのだろうか。

 緩んでいた気が一気に引き締まった。俺が気を抜いてはいけない。


 その後、特に本陣に変化は無いが前線がざわついていた。前線から報告に来た兵によると敵前線の動きが急に良くなったようだ。

 支援魔法だろうか?そもそもそんな魔法が存在するのだろうか?


 よく分からないがもしかすると先ほどの疑問はそれだったのかもしれない。

 アイシアの方を見ると顔面蒼白で驚いている。


【何か気付いたのか?】


【ここダンジョンだよ、ボンちゃん。私たち相手がダンジョン形成した瞬間に気付かなかったんだ。】


 そんな馬鹿なと、俺は空間を強く意識した。そして理解してしまった。この地は既にダンジョンであると。

 前線の敵兵が強くなった理由がこのダンジョンのせいだとしたらかなりの規模のダンジョンだ、こんなものが設置されて気付かないなんてありえるのか。

 意識を尖らせダンジョンの境目を探したところ、境目付近で何かが燃えた灰が複数見つかった。これが起点になっていたのか。

 小動物や昆虫に運ばせたのだろうが、用心深いことだ。そのせいですっかり出し抜かれてしまった。


 ユリアにS級が表立って出張って良いかの許可をもらいに来たが却下されてしまった。現状、敵のS級の介入が曖昧だと判断されるのでこちらからS級を出すわけにはいかないとのことだ。

 仕方ないが、何もせずにはいられず前線の敵の中でも突出した力を持つ兵や不利な情勢で【念力】で横入りして妨害した。


 俺はステータスを確認した。


ステータス

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名前:ボンちゃん

---------------

種族:神聖杖、上位三等魔神【異邦人】

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性別:男

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年齢:16

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状態:強欲の眷属、筋肉魔神、

精霊鍛治師に鍛えられし杖、憤怒の眷属、

---------------

体力:0/0

魔力:89000/91000

筋力:100,000

知力:900

視力:10

聴力:10

運気:10

---------------

恩恵:【ステータス】、【精霊の祝福】

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技能:【不死】、【魔力供給】、

【魔力自然回復<極>】、【念力】、

【怒りの一撃】、【威力増幅<極>】、

【並行射撃<Ⅴ>】、【対魔】、

【硬化】、【念話】、

【筋肉魔神】、【限界突破】、

【気絶耐性<特>】、【欲求変換】、

【疲労無効】、【形態変化】、

【魔力二倍】、【技能貯蔵】、

【調和】、【念力の衣】、

【神聖樹の癒し】、【憤怒解放】、

【強欲解放】

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名前:アイシア・ボーンヘッジ

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種族:人族

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性別:女

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年齢:17

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状態:健康、精霊との友好、

継承者

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体力:400/400

魔力:8000+89000/8000

筋力:6

知力:100

視力:10

聴力:50

運気:100

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恩恵:【魔法技能】、【精霊の祝福】、

【神器継承】

---------------

技能:【火<極>】、【水<極>】、

【風<特>】、【土<大>】、

【精霊視】、【魔力消費減<極>】、

【精霊同調】、【混乱耐性<小>】、

【威力増幅<極>】、【魔力自然回復<極>】、

【神器解放】、【純魔力】

---------------

お読み頂きありがとうございました。

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