二百二十九日目のステータス
今日は229日目です。
今日の天候は晴天。
俺たちは国境を目指して烈火の獅子と行動を共にしていた。ただし、現在ここにはレオナとハイン、グレイはいない。多忙な彼らの代役として(俺と)アイシアがレオンとアリアのともをすることになった。そういう設定で話は進んだ。
レオンとアリアが天馬で空を駆け、アイシアが俺の【念力】と風魔法での調整で空をとんでいる。国境付近での活動なので早さが何よりも求められた。だからこそこのパーティになったのだ。天馬は基本的に二人がけであるのでレオナのアリアの両人ともは連れていけないのだ。
「そろそろ国境だ。降りよう。」
レオンの指示に従い、俺らは地上へ降りた。どうにも国境線にあるダンジョンは空からは辿り着けないそうだ。国境線付近ではなく、国境線だ。まあダンジョンに沿って国境線が引かれたのだろう。運河に沿って国境線が引かれることなどもあるのでよくあることだろう。
「これがダンジョン?え?こんなもの上から見た時はなかったわよ。」
地面から生えるように半透明の膜がそこにあった。向こう側の景色はブレてモザイクのようになりどうなっているのか分からない。そんな膜が右を見ても左を見ても、更には上を見ても果てが見えない。
空から見た時はこんな景色ではなかったはずだ。
ダンジョンに沿って国境線を引いたわけではなく、ダンジョンの入り口だけが存在している。入り口で全てであり、国境線である。
考えれば当然だ。ダンジョンなんて資源の塊をそう易々と相手の領土だと譲る馬鹿はいない。国境線上だけでちょうどダンジョンが完結するから二国は国境線を簡単に引けたのだ。
レオンたちも入ったことはないそうで、万全を期してダンジョン探索は明日からとなった。付近の小さな村を探して今日は宿を取ることにした。天馬が目立って仕方ないので徒歩での探索となった為村を見つけた頃には日が暮れており、宿泊するにも大変だった。
俺はステータスを確認した。
ステータス
---------------
名前:ボンちゃん
---------------
種族:神聖杖、上位三等魔神【異邦人】
---------------
性別:男
---------------
年齢:16
---------------
状態:強欲の眷属、筋肉魔神、
精霊鍛治師に鍛えられし杖、憤怒の眷属、
---------------
体力:0/0
魔力:60000/62000
筋力:100,000
知力:520
視力:10
聴力:10
運気:10
---------------
恩恵:【ステータス】、【精霊の祝福】
---------------
技能:【不死】、【魔力供給】、
【魔力自然回復<極>】、【念力】、
【怒りの一撃】、【威力増幅<極>】、
【並行射撃<Ⅴ>】、【対魔】、
【硬化】、【念話】、
【筋肉魔神】、【限界突破】、
【気絶耐性<特>】、【欲求変換】、
【疲労無効】、【形態変化】、
【魔力二倍】、【技能貯蔵】、
【調和】、【念力の衣】、
【神聖樹の癒し】、【憤怒解放】、
【強欲解放】
---------------
---------------
名前:アイシア・ボーンヘッジ
---------------
種族:人族
---------------
性別:女
---------------
年齢:17
---------------
状態:健康、精霊との友好、
継承者
---------------
体力:320/320
魔力:7200+60000/7200
筋力:6
知力:100
視力:10
聴力:50
運気:100
---------------
恩恵:【魔法技能】、【精霊の祝福】、
【神器継承】
---------------
技能:【火<極>】、【水<極>】、
【風<特>】、【土<大>】、
【精霊視】、【魔力消費減<極>】、
【精霊同調】、【混乱耐性<小>】、
【威力増幅<極>】、【魔力自然回復<極>】、
【神器解放】、【純魔力】
---------------
お読み頂きありがとうございました。




