二百九日目のステータス
今日は209日目です。
今日の天候は晴天。
ユリアちゃんに連れられ早朝からダンジョンへ向けて出発した。メンバーはイザベラ、エマ、ユリア、アイシアの四人だ。騎士団を連れて行くことを相談されたようだが、進行速度が遅くなるだけで良い点など一つもないので諦めてもらった。
ただ、そのまま伝えるとまずいので「回復から結界まで可能なS級冒険者と行動するので貴方たちはここに残ってください。」とオブラートに包んで伝えていた。流石にS級冒険者の名は大きいようで納得したようだ。
王都を出て人気がなくなってきたところで襲撃があった。ユリアを狙っていた勢力がこれ幸いと誘蛾灯につられる蛾のようにやってきたのだが当然討ち取った。
何故少数で旅をしようとしたのか考えなかったのだろうか。
無事に撃退できたわけだが、これからも襲撃があると面倒なので空を飛んで行くことを進めてみた。
「空!?とんでみたい!!お願いイザベラ、良いでしょ?」
「アイシア様、安全面は大丈夫なのですよね?」
「もちろんです。」
「それなら、宜しくお願い致します。その前にお昼にしましょうか。」
その一言でアイシアがとても嬉しそうに喜んだ。一流料理店も顔負けの腕を持つイザベラの作ってきた料理だからだ。アイシアの嬉しそうな姿にイザベラも笑顔で用意を進めてくれる。
食事を終えた後、満足気なアイシアが風を操り、俺が馬車を【念力】で運んで空の旅が始まった。
「高いわぁ!でも……思ってたよりも飛ばないのね。」
「そこまで高く飛ぶ必要も無いですからね。」
「そういうものなのね。」
アイシアが目配せしてくる。俺はアイシアの意図に気付いて【念話】で自由にやって良いと返事をした。にこりと笑ってアイシアは頷いた。
「高く飛びましょうか?」
「……良いの?」
アイシアは軽く頷き、俺は【念力】で上へと運んだ。あまり高く持ち上げすぎると失敗した時が怖いがまあ大丈夫だろう。
そんな風に遊びも入れつつ空の旅をしていると日没前に目的地へと辿り着いた。対して速度を出していたわけではないがそれでも馬車よりは速く、また遮るものがないので早く着けたわけだ。
俺はステータスを確認した。
ステータス
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名前:ボンちゃん
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種族:神聖杖、中位二等魔神【異邦人】
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性別:男
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年齢:16
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状態:強欲の眷属、筋肉魔神、
精霊鍛治師に鍛えられし杖、憤怒の眷属、
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体力:0/0
魔力:44000/45000
筋力:100,000
知力:400
視力:10
聴力:10
運気:10
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恩恵:【ステータス】、【精霊の祝福】
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技能:【不死】、【魔力供給】、
【魔力自然回復<極>】、【念力】、
【怒りの一撃】、【威力増幅<極>】、
【並行射撃<Ⅴ>】、【対魔】、
【硬化】、【念話】、
【筋肉魔神】、【限界突破】、
【気絶耐性<特>】、【欲求変換】、
【疲労無効】、【形態変化】、
【魔力二倍】、【技能貯蔵】、
【調和】、【念力の衣】、
【神聖樹の癒し】
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名前:アイシア・ボーンヘッジ
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種族:人族
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性別:女
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年齢:17
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状態:健康、精霊との友好、
継承者
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体力:150/150
魔力:1500+44000/1500
筋力:6
知力:50
視力:10
聴力:50
運気:50
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恩恵:【魔法技能】、【精霊の祝福】、
【神器継承】
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技能:【火<大>】、【水<極>】、
【風<大>】、【土<中>】、
【精霊視】、【魔力消費減<極>】、
【精霊同調】、【混乱耐性<小>】、
【威力増幅<特>】、【魔力自然回復<特>】、
【神器解放】
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