二百五日目のステータス
今日は205日目です。
ブクマなどありがとうございます。
今日の天候は晴天。
朝食をそそくさと食べ終え、拠点を後にした。報告やらなにやら面倒なことはガイルスに任せた。彼も難色を示したが切り札を教えてくれるなら残るといえば、溜息を吐きつつも見送ってくれた。
帰路は烈火の獅子と一緒に帰ることになった。というのも、戦争の勝利を記した正式な報告書を王都へ持ち帰る栄誉を与えられた彼らの護衛も兼ねて一緒に帰ることになったのだ。
ガイルスに色々と押し付けた代わりに任されたので仕方ない。それに彼らならそれほど気負ずやりとりができるので良かった。
帰宅方法は【念力】での帰宅だ。アイシアが水属性以外の制御も練習したいとのことでちょうどいいと思ったのだ。まぁ、練習台にされる彼らは堪ったものではないだろうが。
「うわぁあああああ」
叫び声をあげているのはレオンだ。向かい風は相殺しているので速度感はあまりないはずだが、高さがダメなのだろう。
他の女性たちは最初こそ悲鳴をあげていたがすっかり順応している。グレイやハインに至ってはもっと振り回してとお願いしてくるくらいだ。
一行を連れた空の旅は日暮れ前に終了した。なれたものだからか人数を連れていてもアイシアは制御しきっていた。
「はぁ、はぁ、地面だ!ここは地上だ!!」
空の旅がよほど怖かったのか、地上に降り立った興奮でレオンが叫んでいた。彼の仲間たちはそんな彼を温かい目で見守っていた。それに気付いた彼は頬を赤く染めて、情けない姿を見せてすまないと謝罪していた。
「レオン、私は弱ったレオンも好きだぞ。」
レオナが惚気ている。そんなレオナにレオンの頬は更に赤くなって、グレイとハインにいじられて、いじる二人をアリアが止めて、やはりとても仲の良いパーティだ。
「ふふっ、久々に一緒に居られて楽しかった。ありがとう。」
「ああ、こちらこそ一日で着けるとは思っていなかったから助かったよ。」
「それに、レオンの貴重な姿も見せてもらったからな。ありがとう、アイシア。」
「なっ!レオナ!まだ引っ張るのか……」
肩を落とすレオンの様子に笑いながら王都へと入り、烈火の獅子とわかれた。
俺はステータスを確認した。
ステータス
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名前:ボンちゃん
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種族:神聖杖、中位二等魔神【異邦人】
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性別:男
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年齢:16
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状態:強欲の眷属、筋肉魔神、
精霊鍛治師に鍛えられし杖、憤怒の眷属、
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体力:0/0
魔力:40000/45000
筋力:100,000
知力:400
視力:10
聴力:10
運気:10
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恩恵:【ステータス】、【精霊の祝福】
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技能:【不死】、【魔力供給】、
【魔力自然回復<極>】、【念力】、
【怒りの一撃】、【威力増幅<極>】、
【並行射撃<Ⅴ>】、【対魔】、
【硬化】、【念話】、
【筋肉魔神】、【限界突破】、
【気絶耐性<特>】、【欲求変換】、
【疲労無効】、【形態変化】、
【魔力二倍】、【技能貯蔵】、
【調和】、【念力の衣】、
【神聖樹の癒し】
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名前:アイシア・ボーンヘッジ
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種族:人族
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性別:女
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年齢:17
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状態:健康、精霊との友好、
継承者
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体力:150/150
魔力:1500+40000/1500
筋力:6
知力:50
視力:10
聴力:50
運気:50
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恩恵:【魔法技能】、【精霊の祝福】、
【神器継承】
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技能:【火<大>】、【水<極>】、
【風<大>】、【土<中>】、
【精霊視】、【魔力消費減<極>】、
【精霊同調】、【混乱耐性<小>】、
【威力増幅<特>】、【魔力自然回復<特>】、
【神器解放】
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お読み頂きありがとうございました。




