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百九十日目のステータス

今日は190日目です。

 今日の天候は晴天。

 恐ろしいマッソー教官と共に登るダンジョンブートキャンプだ。冗談だと良かったのだが、残念ながら全く冗談ではない。


「止まるな!止まったらモンスターの塊に捕まって死ぬぞ!」


【ボン!手助けは最低限にしろ!避けれるかどうかの攻撃を助けるぐらいならば回復の用意をしておけ!】


 なんで念話をマッソーさん自身が使えるんだよとか色々疑問はあるが、30階層から登り始めて現在38階層のモンスターハウスである。一度湧き潰ししてしまえばモンスターが再び湧くことの無いモンスターハウスを占拠するべく奮闘している。

 リーンとアイシアが湧き出し地点を左右から一つずつ魔術で破壊し、マッソーやレンレン達が彼女達を死に物狂いで守っている。俺はそんなレンレン達を治療しつつ最後の防衛ラインとしてリーンやアイシアを守っている。


 レンレン達が本当に危ない時には俺も手を出そうとしているのだが、ギリギリをマッソーさんが見極めて薄皮一枚ギリギリで避けられるかどうかの攻撃を助けるとマッソーさんがこちらへキレる。

 なんでもギリギリの攻撃を避けなくて良いと体が覚えてしまえば前衛は終わりらしい。それにギリギリで交わさなくては反撃する隙を自らの力で作り出すことなど不可能だと言われた。もっともな話だ。


 必死の攻防の末、湧き潰しが出来るとその後は早かった。レンレン達は溜め込んだストレスを発散するように侵攻していき前方の魔物を倒していき、リーンとアイシアで横から彼女達を襲う魔物達を倒していった。


 そうして魔物を倒しきるとモンスターハウスが蠢き、魔物を飲み込んで正方形の何もない部屋へと変化した。


「今夜はここでゆっくり休むと良い。明日45階層まで進み、ダンジョンを離れるとしよう。」


 マッソーはそう宣言した。このダンジョンの最高到達階層は50階層である。それを考えるといくらA級が二人いるとは言え難しいと考えたいものだが、マッソーはいけると考えているようだ。

 レンレン達を見ても絶望している様子はなくやる気に満ち溢れていた。俺だけがこのギリギリの状況についていけてないのかもしれない。


 俺は【ステータス】を確認した。


ステータス

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名前:ボンちゃん

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種族:神聖杖、低位魔神【異邦人】

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性別:男

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年齢:16

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状態:強欲の眷属、筋肉魔神、

精霊鍛治師に鍛えられし杖、憤怒の眷属、

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体力:0/0

魔力:-10000/23000

筋力:100,000

知力:200

視力:10

聴力:10

運気:10

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恩恵:【ステータス】、【精霊の祝福】

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技能:【不死】、【魔力供給】、

【魔力自然回復<極>】、【念力】、

【怒りの一撃】、【威力増幅<極>】、

【並行射撃<Ⅴ>】、【対魔】、

【硬化】、【念話】、

【筋肉魔神】、【限界突破】、

【気絶耐性<特>】、【欲求変換】、

【疲労無効】、【形態変化】、

【魔力二倍】、【技能貯蔵】、

【調和】、【念力の衣】、

【神聖樹の癒し】

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名前:アイシア・ボーンヘッジ

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種族:人族

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性別:女

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年齢:17

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状態:健康、精霊との友好、

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体力:10/10

魔力:380+0/380

筋力:6

知力:50

視力:10

聴力:50

運気:50

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恩恵:【魔法技能】、【精霊の祝福】

---------------

技能:【火<大>】、【水<極>】、

【風<中>】、【土<中>】、

【精霊視】、【魔力消費減<極>】、

【精霊同調】、【混乱耐性<小>】、

【威力増幅<中>】、【魔力自然回復<中>】

---------------

お読み頂きありがとうございました。

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