百七十八日目のステータス
今日は178日目です。
ブクマなどありがとうございます。
今日の天候は雨天。
雨を見て魔の森で出会った無限平原の主を思い出していた。そういえばA級冒険者のガイルス・ブラッドリヒが無限平原の主を倒したと酒場の噂話で聞いたが、本当なのだろうか。A級冒険者と言っても吸血鬼で常人とは異なる強さを持っているので絶対に嘘だと思っているわけではないが、真実かどうかを疑いたくなるくらいには無限平原の主は規格外の存在だった。
アイシアに頼んでガイルスのホームを訪ねて貰った。けれど、ガイルスは主力メンバーを連れて留守にしているようだった。門番をしている男に聞くと南への守りに雇われたようだ。
また、噂については興奮して上機嫌になった門番に熱く語って貰ったのだが、どうにも本当のようだ。どうやってか無限平原の主を倒したガイルスは王から詔勅され、S級冒険者へと昇格することになったという。
意気揚々と話し続ける門番の話を途中で切り上げ、俺たちは予定していなかったがガルムさんのもとへ向かった。
「ガルムさん、身体の中で反発し合う感覚が消えなくて気持ち悪いんだが、これは大丈夫なのか?」
「ほぅ、そういう感覚になるのか。その感覚は神聖樹の力と魔神の力が体内で反発し合って生まれている感覚だ。【調和】で致命的な状態は回避しておるから大丈夫だ。それにな、その反発し合う感覚を攻撃に転用できれば今まで以上に強くなれる。気長に頑張るのだな。」
昨日も感じた違和感が無くならなかったのでガルムさんに訪ねてみると神聖樹と魔神という対極の属性が反発し合っていた事が原因だったようだ。
久しぶりに特訓するのも悪くないかと体内の感覚を大きくしたり小さくしたりを交互に繰り返していた。
俺は【ステータス】を確認した。
ステータス
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名前:ボンちゃん
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種族:神聖杖、低位魔神【異邦人】
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性別:男
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年齢:16
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状態:強欲の眷属、筋肉魔神、
精霊鍛治師に鍛えられし杖、憤怒の眷属、
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体力:0/0
魔力:20000/20000
筋力:100,000
知力:10
視力:10
聴力:10
運気:10
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恩恵:【ステータス】、【精霊の祝福】
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技能:【不死】、【魔力供給】、
【魔力自然回復<極>】、【念力】、
【怒りの一撃】、【威力増幅<極>】、
【並行射撃<Ⅴ>】、【対魔】、
【硬化】、【念話】、
【筋肉魔神】、【限界突破】、
【気絶耐性<特>】、【欲求変換】、
【疲労無効】、【形態変化】、
【魔力二倍】、【技能貯蔵】、
【調和】、【念力の衣】、
【神聖樹の癒し】
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名前:アイシア・ボーンヘッジ
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種族:人族
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性別:女
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年齢:17
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状態:健康、精霊との友好、
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体力:10/10
魔力:350+20000/350
筋力:6
知力:50
視力:10
聴力:50
運気:50
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恩恵:【魔法技能】、【精霊の祝福】
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技能:【火<大>】、【水<極>】、
【風<中>】、【土<中>】、
【精霊視】、【魔力消費減<極>】、
【精霊同調】、【混乱耐性<小>】、
【威力増幅<中>】、【魔力自然回復<中>】
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お読み頂きありがとうございました。