表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
173/294

百六十九日目のステータス

今日は169日目です。

ブクマ、評価ありがとうございます。

 今日の天候は晴天。

 昨日までの雨が嘘のような雲一つない青空だ。宿から外を見れば水たまりが太陽の光を反射して眩しく輝いていた。


「アイシア、一つ気付いた事がある。アイシアは俺を使わずにダンジョンに登るべきだ。多分俺がアイシアの成長を妨害している。」


「どういうこと?」


 首を傾げるアイシアに俺は説明した。


「リーンを見ていて気付いた。リーンは杖を持っているがあれは“技能”が勝手に身につくなんて事はない杖だ。けど、俺は“技能”が身につく。魔力源であり増幅器である俺が【魔力自然回復】や【威力増幅】を覚え、俺の魔力を使用し出力を行うアイシアが【魔力消費減】を覚えてしまっているんだ。だから、アイシアは俺抜きで戦い、【魔力自然回復】や【威力増幅】を覚えるべきだ。」


 アイシアは俺の話を聞いて考え込んだが、なんとか納得してくれたようで今日のダンジョンでは俺を使わずダンジョン街で売られている安物の杖を使うことにした。


 リーンにもそう説明すると技能を覚える杖に驚かれた。ガルムさんに付与してもらえば技能が付くので大した違いが無いと思ったが、勝手に成長する杖というのは見た事がないとリーンは驚いていた。ただ、リーンは自分が知らないだけかもしれないだけだと考えているようだった。


 そういう事で、今日のダンジョンは10階層から20階層までを俺を使わずにゆっくり進める事になった。殺到する魔物や不意の奇襲への対応に苦心しながら登り終える頃には今までで一番街の電気が消えていた。それにアイシアたちはとても疲れた様子だったので宿に帰ると最低限の食事だけ詰め込んで最速で部屋へと帰って眠ってしまった。


 アイシアのステータスを見る為に今日一日放置されていた俺を握るように頼み、俺は【ステータス】を確認した。


ステータス

---------------

名前:ボンちゃん

---------------

種族:ミスリル杖、低位魔神【異邦人】

---------------

性別:男

---------------

年齢:16

---------------

状態:強欲の眷属、筋肉魔神、

精霊鍛治師に鍛えられし杖、憤怒の眷属、

混乱【大】

---------------

体力:0/0

魔力:15000/15000

筋力:100,000

知力:10

視力:10

聴力:10

運気:10

---------------

恩恵:【ステータス】、【精霊の祝福】

---------------

技能:【不死】、【魔力供給】、

【魔力自然回復<極>】、【念力】、

【怒りの一撃】、【威力増幅<極>】、

【並行射撃<Ⅴ>】、【対魔】、

【硬化】、【念話】、

【筋肉魔神】、【限界突破】、

【気絶耐性<特>】、【欲求変換】、

【疲労無効】、【形態変化】、

【魔力二倍】、【技能貯蔵】、

【調和】、【状態異常固定】、

【念力の衣】、

---------------


---------------

名前:アイシア・ボーンヘッジ

---------------

種族:人族

---------------

性別:女

---------------

年齢:17

---------------

状態:疲労【小】、精霊との友好、

---------------

体力:10/10

魔力:50+15000/300

筋力:6

知力:50

視力:10

聴力:50

運気:50

---------------

恩恵:【魔法技能】、【精霊の祝福】

---------------

技能:【火<大>】、【水<特>】、

【風<中>】、【土<中>】、

【精霊視】、【魔力消費減<特>】、

【精霊同調】、【混乱耐性<小>】、

【威力増幅<小>】

---------------

お読み頂きありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ