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百六十七日目のステータス

今日は167日目です。

 今日の天候は雨天。

 最近は雨続きだ。珍しい事もあるものだ。アイシアの雨避けの魔法で雨に濡れる事はないが、ぬかるんだ道を歩きながら今日もダンジョンへと向かう。


「リーンちゃん、今日はどうする?昨日と同じにしておく?それとも20階層から行けるところまでしてみる?」


「15階層から行けるところまでしてみます。少しずつ魔力量が増えてる実感があるんです。それに消費魔力が減った気もします。」


「そっか。分かった。限界まで止めるつもりはないけど倒れる前に止めるからね。」


 今日は昨日と同じく15階層から登る事が決まった。そうして、登り始めると確かにリーンの調子が良い。消費減少系の技能だけでなく威力上昇系の技能も獲得しているように思える。自己評価が低いが、彼女も十分に才能ある子どもだ。

 結局23階まで彼女主体で登りきった。威力不足で倒すまでに必要な魔法が増えてきた辺りから失速したが、かなり快調な進行だった。アイシアもそう感じているのか30階層まで早いペースで進めたなら、35階層を目指そうと話していた。


「もうすぐ30階層ね。このままなら35階層も目指せそう。リーンちゃんはどう思う?」


「私はもうくたくたです。すみません、行けるところまでって言って無理しすぎちゃいました。」


「そっか、ならもう帰ろっか。」


 アイシアたちは30階層で終わりにするようだ。なら特に問題はないなと考えていた俺は【念力の衣】の端で何かを弾いた感覚には気付いたが、特に問題ないとスルーしてしまった。

 すると、アイシアとリーンが急に倒れたのだ。体が痙攣している。先ほどのあれが原因だろう。

 顔色が良い事だけが救いだ。即死するような毒じゃなくて良かった。


 魔物たちが興奮した状態で押し寄せてくるのできっと魔物を引き寄せる効果も有ったのだろう。それに魔物にはこの毒は効いていないようだ。これは普通の冒険者なら生き残れないだろう。だからこそ情報も残ってなかったのか。

 俺は押し寄せる魔物を弾き飛ばしながら30階層を目指した。そうして、転移陣を見つけた頃にはアイシアとリーンが口を動かせるようになったので麻痺系の治療薬を飲んでもらい、回復後ダンジョンを後にした。


 俺は【ステータス】を確認した。


ステータス

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名前:ボンちゃん

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種族:ミスリル杖、低位魔神【異邦人】

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性別:男

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年齢:16

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状態:強欲の眷属、筋肉魔神、

精霊鍛治師に鍛えられし杖、憤怒の眷属、

混乱【大】

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体力:0/0

魔力:6000/15000

筋力:100,000

知力:10

視力:10

聴力:10

運気:10

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恩恵:【ステータス】、【精霊の祝福】

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技能:【不死】、【魔力供給】、

【魔力自然回復<極>】、【念力】、

【怒りの一撃】、【威力増幅<極>】、

【並行射撃<Ⅴ>】、【対魔】、

【硬化】、【念話】、

【筋肉魔神】、【限界突破】、

【気絶耐性<特>】、【欲求変換】、

【疲労無効】、【形態変化】、

【魔力二倍】、【技能貯蔵】、

【調和】、【状態異常固定】、

【念力の衣】、

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名前:アイシア・ボーンヘッジ

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種族:人族

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性別:女

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年齢:17

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状態:麻痺【小】、精霊との友好、

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体力:10/10

魔力:265+6000/265

筋力:6

知力:50

視力:10

聴力:50

運気:50

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恩恵:【魔法技能】、【精霊の祝福】

---------------

技能:【火<大>】、【水<特>】、

【風<中>】、【土<中>】、

【精霊視】、【魔力消費減<特>】、

【精霊同調】、【混乱耐性<小>】

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お読み頂きありがとうございました。

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