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百五十六日目のステータス

今日は156日目です。

今年一年ありがとうございました。ブクマや評価、レビューや感想などとても励みになりました。

 今日の天候は雨天。

 前回は色々あってまともに訪ねられなかったヴァルキュリアのホームを訪ねる事にした。


「なんで貴方がここにいるの?」


 少し剣呑な雰囲気でアイシアが男を問い詰めた。

 前回の原因であるA級冒険者ギルドの一員の男、彼らのホームで俺たちを案内してくれた男がヴァルキュリアのホームにいるのだ。彼らのリーダーのガイルスがヴァルキュリアへのちょっかいを禁止した為に良からぬ事ではないと思うが、それでもきつくなってしまうアイシアの気持ちは分かる。


「いや、俺はだな……」


「私がこの人に惚れちゃったのよ!」


 アイシアの後ろから抱きついて、アイシアへそう告げる女性は前回捕まった女性だ。この女は前回痛い目を見て懲りなかったのだろうか。


「……へぇ、それはどうぞお幸せに。」


「ひどい!そんなに冷たくしなくてもいいじゃない!皆がまたかって頭を抱えてて嫌なんだからアイシアくらい喜んでよ!」


「はいはい、おめでとうございます。」


 死んだ目でアイシアが拍手とお祝いの言葉を贈る。贈られた彼女は膨れっ面で怒ったポーズを取ると彼氏に慰めてもらいに行った。もう次同じことになっても絶対助けねえと心に刻みながら奥へと進むアイシアに連れられていった。


「あぁ、あれに会ったの?もうあの子は手遅れよ。前回助けて貰ったのにごめんなさいね。」


「いえ……このホームも危なかったですし無駄ではなかったですよ。」


「そう……なら良かったわ。」


 リーダーと顔を合わせてお互いに溜息を吐いた。それからは積もる不満やら苦労話やらをリーダーと二人で繰り広げて盛り上がっていた。酒が入り勢いが増した苦労話は俺や周りの団員の頭が下がるような話だった。また、アイシアは俺の、リーダーは周りの団員への日頃の感謝や自慢比べなどを始めて苦労話で生まれた居心地の悪さとはまた別の居心地の悪さを体験した。


 俺は【ステータス】を確認した。


ステータス

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名前:ボンちゃん

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種族:ミスリル杖、低位魔神【異邦人】

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性別:男

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年齢:16

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状態:強欲の眷属、筋肉魔神、

精霊鍛治師に鍛えられし杖、憤怒の眷属、

混乱【大】

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体力:0/0

魔力:9000/9000

筋力:100,000

知力:10

視力:10

聴力:10

運気:10

---------------

恩恵:【ステータス】、【精霊の祝福】

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技能:【不死】、【魔力供給】、

【魔力自然回復<極>】、【念力】、

【怒りの一撃】、【威力増幅<極>】、

【並行射撃<Ⅴ>】、【対魔】、

【硬化】、【念話】、

【筋肉魔神】、【限界突破】、

【気絶耐性<特>】、【欲求変換】、

【疲労無効】、【形態変化】、

【魔力二倍】、【技能貯蔵】、

【調和】、【状態異常固定】

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名前:アイシア・ボーンヘッジ

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種族:人族

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性別:女

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年齢:17

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状態:健康、精霊との友好、

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体力:10/10

魔力:215+9000/215

筋力:6

知力:50

視力:10

聴力:50

運気:50

---------------

恩恵:【魔法技能】、【精霊の祝福】

---------------

技能:【火<大>】、【水<特>】、

【風<中>】、【土<中>】、

【精霊視】、【魔力消費減<特>】、

【精霊同調】、【混乱耐性<小>】

---------------

お立ち寄り頂きありがとうございました。

来年もよろしくお願い致します。

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