百五十五日目のステータス
今日は155日目です。
今日の天候は晴天。
今日はアイシアに頼んで魔の森について調べてもらうことにした。とりあえずギルドで受付嬢の人に資料を借りて読んでみた。
無限平原が死んだ大地だとするならば魔の森は生命力の氾濫した大地だ。無限平原には魔物は一体しか確認されていないが、魔の森では魔物の生態系は崩壊している。昨日大繁殖していたはずの魔物が今日は一匹たりとも見つからない事やドラゴンよりも大きなリスなどを見つけることもある。
また、この原因は魔力溜まりだと推測されているが定かではない。魔の森の木々の異常な成長速度や魔物の生態系の移り変わりの早さにはそれだけではなく別の理由があるのではと考えられている。
資料には他にも発見された魔物一覧やユリアの所属していた学院の卒業試験の成果なども記載されていたが読み飛ばした。
その次のページを開くと“雨天の魔の森へ近づかない事”と赤い注意書きが記されていた。
詳しく読み進めていくと俺が見た魔物について記されていた。あいつは無限平原の地下を泳いでいる魔物で雨天の際に目を覚まして魔の森に栄養補給に行くことがあるらしい。雨天に魔の森の外から見つけられた報告がされておりその報告の後には生態系が変化していることからそのように考察されたようだ。
とにかく、あの魔物は夢じゃなかったようだ。むしろ無限平原で骨になった俺の先輩のような存在だったとは驚きだ。晴れた日に気が向けば御茶菓子を持って無限平原に挨拶にでも行ってみるか。
そんな日が来るとは思えないが。
俺は【ステータス】を確認した。
ステータス
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名前:ボンちゃん
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種族:ミスリル杖、低位魔神【異邦人】
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性別:男
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年齢:16
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状態:強欲の眷属、筋肉魔神、
精霊鍛治師に鍛えられし杖、憤怒の眷属、
混乱【大】
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体力:0/0
魔力:9000/9000
筋力:100,000
知力:10
視力:10
聴力:10
運気:10
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恩恵:【ステータス】、【精霊の祝福】
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技能:【不死】、【魔力供給】、
【魔力自然回復<極>】、【念力】、
【怒りの一撃】、【威力増幅<極>】、
【並行射撃<Ⅴ>】、【対魔】、
【硬化】、【念話】、
【筋肉魔神】、【限界突破】、
【気絶耐性<特>】、【欲求変換】、
【疲労無効】、【形態変化】、
【魔力二倍】、【技能貯蔵】、
【調和】、【状態異常固定】
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名前:アイシア・ボーンヘッジ
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種族:人族
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性別:女
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年齢:17
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状態:健康、精霊との友好、
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体力:10/10
魔力:215+9000/215
筋力:6
知力:50
視力:10
聴力:50
運気:50
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恩恵:【魔法技能】、【精霊の祝福】
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技能:【火<大>】、【水<特>】、
【風<中>】、【土<中>】、
【精霊視】、【魔力消費減<特>】、
【精霊同調】、【混乱耐性<小>】
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お立ち寄り頂きありがとうございました。