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百五十二日目のステータス

今日は152日目です。

ブクマ、評価、感想ありがとうございます。

 今日の天候は雨天。

 本来なら宿に篭っていたいところであったが生憎(あいにく)、周りに宿はなくエルフの住む場所へ戻る面の皮の厚さもない。だから、俺たちは行きと同じく暴走馬車を走らせていた。


 雨も含めてバチバチと【念力】で弾き飛ばして行き真っ直ぐ突き進むが道がぬかるんでいるのでいつもよりも遅い。そのうえ跳ねた泥と跳ねた魔物がバシャバシャと周りへ飛んでうるさい上に見た目も悪い。

 雨の日のドライブは最悪だなと溜息を吐きながら馬車を走らせ魔物を蹴散らせていると、不意に馬車が浮いた。


「「きゃぁ!!」」


 落とし穴というものを思い出していた。そして、こんなつまらない事をと呆れながら俺は【念力】で空中に飛んでいた。

 いや、そもそもこんな森の奥地に落とし穴?魔の森の魔物の浅知恵か。そんな考えは下からの風圧と虚空を飲み込む音に途切れて掻き消された。


 視覚を下へと集中させるとスポーツでも出来そうなドーム嬢の黒い塊が森の中に現れていた。

 それには大きく無機質な瞳が2つ付いていて、こちらをギョロリと覗き込んできた。パカリ、そうあっさりとドームの屋上が開いたかと思うと綺麗に生え揃った歯がドームごとこちらへ向かって行儀良く近づいてくる。


 俺はそこからはもう無我夢中だった。

 中の二人の悲鳴やら何やらを無視して【念力】で上斜めに全速力で飛びドームのお化けから逃げ出した。

 気付けば森を抜けていた。安堵して振り返ってみると、遥か遠くにいるはずなのにとても大きく見える真っ黒な魚が空中を飛んで、再び地面へと潜っていった。


【なんだったんだ、あれは……】


 一人呆然と呟くが、その言葉は誰にも理解されずただ馬車の中で怒り心頭のアイシアに杖をゴンゴンと叩きつけられるのだった。


 俺は【ステータス】を確認した。


ステータス

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名前:ボンちゃん

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種族:ミスリル杖、低位魔神【異邦人】

---------------

性別:男

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年齢:16

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状態:強欲の眷属、筋肉魔神、

精霊鍛治師に鍛えられし杖、憤怒の眷属、

混乱【大】、

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体力:0/0

魔力:8000/9000

筋力:100,000

知力:10

視力:10

聴力:10

運気:10

---------------

恩恵:【ステータス】、【精霊の祝福】

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技能:【不死】、【魔力供給】、

【魔力自然回復<極>】、【念力】、

【怒りの一撃】、【威力増幅<極>】、

【並行射撃<Ⅴ>】、【対魔】、

【硬化】、【念話】、

【筋肉魔神】、【限界突破】、

【気絶耐性<特>】、【欲求変換】、

【疲労無効】、【形態変化】、

【魔力二倍】、【技能貯蔵】、

【調和】、【状態異常固定】

---------------


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名前:アイシア・ボーンヘッジ

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種族:人族

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性別:女

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年齢:17

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状態:健康、精霊との友好

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体力:10/10

魔力:215+8000/215

筋力:6

知力:50

視力:10

聴力:50

運気:50

---------------

恩恵:【魔法技能】、【精霊の祝福】

---------------

技能:【火<大>】、【水<特>】、

【風<中>】、【土<中>】、

【精霊視】、【魔力消費減<特>】、

【精霊同調】、【混乱耐性<小>】

---------------

お読み頂きありがとうございました。

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