百四十八日目のステータス
今日は148日目です。
ブクマなどありがとうございます。
今日の天候は晴天。
俺たちは魔の森へと入る。二度目の魔の森だ。
前回は猫のような小さな魔物に手こずらされた。この森にいる生物はどれも危険だと考えた方が良いだろう。
それに馬車を置いていくかどうかも悩みどころだ。
【魔の森って自然破壊しても大丈夫か?】
「すぐに生え変わるらしいから大丈夫じゃない?」
アイシアに確認したところ生え変わるとの事なので、強行突破することにしよう。
アイシアに俺の作戦を説明し、アイシアからユーに説明してもらった。
「なにそれ面白い!けど、魔力持つの?」
「この杖があれば大丈夫なの。」
「へぇ!すごい杖なのね。」
報告も終わったので早速森へ入ろう。森には木々が生い茂り馬車が通れる道は無い。
【技能貯蔵】で俺は馬車を動かした。目の前に木々が迫ってくるが、馬車の前で弾けた。
馬車を動かしながら常に【念力】を馬車の前方に発動させて前にある全ての物を弾き飛ばして進む。
これがゴリ押しだ。
横から迫ってくる魔物はアイシアに任せたが、ほとんどが跳ね飛ばされたり、全速力の馬車に追いつけないので問題なく進めている。
「うわぁ、森に立派な道が出来てる。」
馬車の後方を見渡せば切り株すら残らず地面すれすれで刈られているので馬車が通れるサイズの整地された道になっている。
魔物もどんどんと吹き飛ばしていく。時々、岩のような魔物や岩そのものなどで抵抗を感じるが問題なく弾いていく。やはり筋力値10万は異常だ。
ただ、ここが魔の森で無ければ辞めた方が良い方法だ。普通の森でやれば迷惑な上、森林破壊だ。
結局、夕方には魔の森を走破した。魔の森を抜けると巨大な白い木が数キロ程遠くに一本そびえ立っているのが見えた。また、森を抜けた少し先から再び森が広がっている。
「あれが神聖樹よ。ここからはさっきみたいに木々を倒さないでね。ここらへんに馬車を盗む人はいないと思うから明日からは徒歩で行きましょう。」
「そうね。エルフとの対応任せるわね。」
「まっかせて!エルフ同士の交渉なら楽勝よ!」
自信満々で少し不安だ。
森に進むのは明日にして今日は森の境目で野営する事にした。
俺は【ステータス】を確認した。
ステータス
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名前:ボンちゃん
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種族:ミスリル杖、低位魔神【異邦人】
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性別:男
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年齢:16
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状態:強欲の眷属、筋肉魔神、
精霊鍛治師に鍛えられし杖、憤怒の眷属、
混乱【大】
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体力:0/0
魔力:1000/7500
筋力:100,000
知力:10
視力:10
聴力:10
運気:10
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恩恵:【ステータス】、【精霊の祝福】
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技能:【不死】、【魔力供給】、
【魔力自然回復<極>】、【念力】、
【怒りの一撃】、【威力増幅<極>】、
【並行射撃<Ⅴ>】、【対魔】、
【硬化】、【念話】、
【筋肉魔神】、【限界突破】、
【気絶耐性<特>】、【欲求変換】、
【疲労無効】、【形態変化】、
【魔力二倍】、【技能貯蔵】、
【調和】、【状態異常固定】
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名前:アイシア・ボーンヘッジ
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種族:人族
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性別:女
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年齢:17
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状態:健康、精霊との友好
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体力:10/10
魔力:200+1000/200
筋力:6
知力:50
視力:10
聴力:50
運気:50
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恩恵:【魔法技能】、【精霊の祝福】
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技能:【火<大>】、【水<特>】、
【風<中>】、【土<中>】、
【精霊視】、【魔力消費減<特>】、
【精霊同調】
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お読み頂きありがとうございました。