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百四十六日目のステータス

今日は146日目です。

ブクマありがとうございます。

 今日の天候は晴天。

 朝起きるとアイシアの体調はすっかり良くなっていた。それどころかいつもより調子が良いと言っているので安心した。


 ユーの家へと【念力】馬車で向かうと、ユーは【念力】馬車に興味津々な様子だった。恩人であり友人になったユーなのでアイシアに【念力】馬車の説明をするよう頼むと、アイシアも快諾した。ユーはアイシアの説明を聞いて分かっているのかいないか、とても元気な返事をしていた。


「やっぱり旅は新鮮だね。森に篭ってばかりのエルフたちは旅に出るべきだよ。森に篭ってばかりじゃ本当に根が張って木になっちゃうよ。」


「ユーはエルフにしては珍しいくらいラフな考え方よね。それなのに森に詳しい優秀な調合師って本当に……」


「ほ、本当になんなの!?変なところで言い淀まないでよ!」


 アイシアとユーが楽しそうに会話をしている。若くしてA級冒険者になったアイシアと森から出たエルフで凄腕調合師のユーはどちらも特殊な生き方をしているので不思議と合うのかもしれない。


 街を出て数時間進みそろそろお昼にしようかという話になっていた時、オークが現れた。

 オークは大好きなエルフが現れてふごふごと鼻息荒く突進してきたが、当然アイシアがそんな暴挙を許すわけもなく、魔法で心臓を一刺しして倒していた。


「呆気ないのね。」


「オークに苦戦するA級冒険者なんて見たくないでしょ?そんなのこの世の終わりよ。」


「それもそうね。」


 ユーは納得して焼却処分され地面へ飲み込まれていくオークを眺めている。

 アイシアはA級冒険者になった時に相応しくないと悩んでいたが、流石にC級冒険者なら倒せるであろうオークに苦戦するわけはない。


「燃やしたり埋めたり、便利ね。私は風属性しか使えないから羨ましいわ。」


「その分調合の知識があるから良いじゃない。」


 オークの処理を終えたアイシアたちは淡々と昼の用意をしながら雑談をしていた。さっきまでオークが目の前で死んでいたのに切り替えの早さがすごいな。

 ユーは肉料理を食べないようで豆料理中心の料理になっていた。どうにもエルフは胃が強くないようで肉類を食べるとすぐに胃もたれを起こしてしまうらしい。それ故にエルフは肉類を好まないようだ。


 食事を終え、旅を再開し、日が沈みきってから火属性魔法で火力任せに焚き火を焚いて野営の準備を行った。


 俺は【ステータス】を確認した。


ステータス

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名前:ボンちゃん

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種族:ミスリル杖、低位魔神【異邦人】

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性別:男

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年齢:16

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状態:強欲の眷属、筋肉魔神、

精霊鍛治師に鍛えられし杖、憤怒の眷属、

混乱【大】

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体力:0/0

魔力:6100/6100

筋力:100,000

知力:10

視力:10

聴力:10

運気:10

---------------

恩恵:【ステータス】、【精霊の祝福】

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技能:【不死】、【魔力供給】、

【魔力自然回復<極>】、【念力】、

【怒りの一撃】、【威力増幅<極>】、

【並行射撃<Ⅴ>】、【対魔】、

【硬化】、【念話】、

【筋肉魔神】、【限界突破】、

【気絶耐性<特>】、【欲求変換】、

【疲労無効】、【形態変化】、

【魔力二倍】、【技能貯蔵】、

【調和】、【状態異常固定】

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名前:アイシア・ボーンヘッジ

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種族:人族

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性別:女

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年齢:17

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状態:健康、精霊との友好

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体力:10/10

魔力:191+6100/191

筋力:6

知力:50

視力:10

聴力:50

運気:50

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恩恵:【魔法技能】、【精霊の祝福】

---------------

技能:【火<大>】、【水<特>】、

【風<中>】、【土<中>】、

【精霊視】、【魔力消費減<特>】、

【精霊同調】

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お読み頂きありがとうございました。

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