百四十三日目のステータス
今日は143日目です。
今日の天候は晴天。
俺たちはギルドを訪れていた。散在してお金が無いだとか、バトルジャンキーなわけではないが、塩漬け依頼の中から俺たちに出来ることがあればやろうということになった。
A級冒険者に塩漬け依頼を見せてくれと言われて受付嬢は大いに喜んだ。喜んで塩漬け依頼を取り出してきたが、迷った結果一枚の依頼をアイシアに渡した。
<万能薬の素材入手>、内容としては竜種の心臓や神聖葉、マンドラゴラの根、聖水の入手。報酬は高額で、更には生成した万能薬の半分を報酬として貰えるという。
「結構美味しい依頼じゃないですか?」
「このレベルの依頼を安心して任せる冒険者はいません。万能薬を作るためにたくさんの高位冒険者を犠牲にしては割りにあいません。また、ガイルス様もこの依頼には興味がないようでした。」
そりゃそうだろうな、あいつ不死身だし。素材に聖水も入ってるし万能薬を飲んだらむしろダメージ通りそうだ。こんなもの作らないだろう。
それに、なるほど確かに万能薬を作るために冒険者ギルドの主戦力を使い潰すのは非効率的だろう。
【期限次第だが、受けても良いんじゃないか?】
「期限はいつまでですか?」
「う、受けてくださるんですか!!アイシア様しか受けてくださる方もいないので無期限で納め次第、報酬支払いで結構です。ただ、素材がダメになる前に届けてください。」
その後、素材についての説明を受けた。
竜種の心臓は魔の森の竜種ならば死んでも心臓が鼓動するので死後1ヶ月ほどは保つそうだ。
神聖葉はエルフの御神木とされる神聖樹の葉であり、エルフは魔の森を抜けた先に住むとされる。これなは消費期限はないようだ。
マンドラゴラの根は生きたマンドラゴラの根である必要があり、鉢にマンドラゴラを植え替えて持ち運べば消費期限はないが死んでしまうと半日でダメになるそうだ。マンドラゴラは魔力の豊富な大地で育つ為、主に死の森で生息を確認されている。
最後に聖水だが、これはこの街の教会でも購入可能なもので消費期限も特にないようだ。
アイシアはまず、魔の森を通り抜けてエルフの住処を探して神聖葉を貰い、帰りの魔の森でマンドラゴラと竜種を探す予定を立てた。
受付嬢は意気揚々と依頼受諾の旨を依頼主へ報告すると言っていた。彼女の知り合いか有名人なのだろうか。
俺たちは今日は食料など旅の用意を行い、宿で休んだ。
俺は【ステータス】を確認した。
ステータス
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名前:ボンちゃん
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種族:ミスリル杖、低位魔神【異邦人】
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性別:男
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年齢:16
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状態:強欲の眷属、筋肉魔神、
精霊鍛治師に鍛えられし杖、憤怒の眷属、
混乱【大】、
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体力:0/0
魔力:6000/6000
筋力:100,000
知力:10
視力:10
聴力:10
運気:10
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恩恵:【ステータス】、【精霊の祝福】
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技能:【不死】、【魔力供給】、
【魔力自然回復<極>】、【念力】、
【怒りの一撃】、【威力増幅<極>】、
【並行射撃<Ⅴ>】、【対魔】、
【硬化】、【念話】、
【筋肉魔神】、【限界突破】、
【気絶耐性<特>】、【欲求変換】、
【疲労無効】、【形態変化】、
【魔力二倍】、【技能貯蔵】、
【調和】、【状態異常固定】
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名前:アイシア・ボーンヘッジ
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種族:人族
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性別:女
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年齢:17
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状態:健康、精霊との友好
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体力:10/10
魔力:190+6000/190
筋力:6
知力:50
視力:10
聴力:50
運気:50
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恩恵:【魔法技能】、【精霊の祝福】
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技能:【火<大>】、【水<特>】、
【風<中>】、【土<中>】、
【精霊視】、【魔力消費減<特>】、
【精霊同調】
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お読み頂きありがとうございました。