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百三十一日目のステータス

今日は131日目です。

感想ありがとうございます。

 今日の天候は晴天。

 緊急事態が過ぎ去って、お金にも心にも余裕があるとやる気というものは減ってしまう。

 何もせずにだらけていたいと思ってしまうが、そうもいかないらしい。ユリアの2番目の兄、その使者を名乗る人物がアイシアを屋敷に招待したいと宿にやってきた。


「ボンちゃん、どうしよ……」


【レオンに呼ばれてることにしたらどうだ?あいつも有名な貴族だろ?】


「すみません、レオン様にお呼ばれしているので失礼致します。」


「貴様!数々の貴族を束ねる辺境伯家よりぽっと出の伯爵家を優先するというのか!」


【……そんな考えになるのか。それこそレオナやハイン、グレイ、アリアだっているのに何を言ってるんだ。】


「落ち着いてください、烈火の獅子の面々も居ることを考えてください。」


「……主人が最も尊い御方だ!!だから、つべこべ言わずお前は来い!!」


 アイシアの手を掴んで無理矢理に連れて行こうとする従者に、アイシアは驚いている。その様子を見ていた周りも驚いている。

 幾ら何でも強引だ。これでは招待ではなく誘拐だ。俺は止めようとしたが、こちらにやってきている人物に気付き発動しかけた【念力】を引っ込めた。


「何をしているんですか?」


「なっ!!貴様は!!」


 そこにはレオンがいた。嘘から出た誠、噂をすればなんとやらってやつだろうか。


「貴方に貴様と言われる筋合いはありません。彼女は私の客です。大人しく引いてください。」


「ぐっ、また来ます!!」


【もう二度と来ないでくれ……】


 掻き回すだけ掻き回して、使者は帰っていった。本当にユリアの兄の使者だったかも疑わしいが去った人の事を考えていても仕方あるまい。

 アイシアも同じ考えなのか既にレオンと話をしていた。どうやら、そろそろ落ち着いた頃だろうと思って祝勝会に誘おうとしてくれたようだ。

 アイシアはこれを快諾し、以前にいった高級宿に着いていった。


「アイシアァァァァァァァ!久しぶりだなぁ!」


「アイシア、久しぶり」


 入ると早速グレイとハインが出迎えてくれた。大きな声がハインで、冷静なのがグレイだ。そっくりだが、性格までは似なかったみたいだ。

 レオナとアリアは一度帰っているようだ。レオナは王宮に、アリアは協会に帰ったようだ。

 グレイとハイン、レオン、アイシアの4人で宴を行った。壁に立てかけられておくかと思っていたらハインに人になってと頼まれたので【形態変化】で人の形になって宴に混ざった。

 飲み食い出来ないが、その空気の中にいるだけで随分と楽しかった。この日は随分と長い間宴をして、すっかり日が暮れた頃に宿へと帰った。


 俺は【ステータス】を確認した。


ステータス

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名前:ボンちゃん

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種族:ミスリル杖、低位魔神【異邦人】

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性別:男

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年齢:16

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状態:強欲の眷属、筋肉魔神、

精霊鍛治師に鍛えられし杖、憤怒の眷属

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体力:0/0

魔力:5000/5000

筋力:100,000

知力:10

視力:10

聴力:10

運気:10

---------------

恩恵:【ステータス】、【精霊の祝福】

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技能:【不死】、【魔力供給】、

【魔力自然回復<極>】、【念力】、

【怒りの一撃】、【威力増幅<極>】、

【並行射撃<Ⅴ>】、【対魔】、

【硬化】、【念話】、

【筋肉魔神】、【限界突破】、

【気絶耐性<特>】、【欲求変換】、

【疲労無効】、【形態変化】、

【魔力二倍】、【技能貯蔵】

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名前:アイシア・ボーンヘッジ

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種族:人族

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性別:女

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年齢:17

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状態:健康、精霊との友好

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体力:10/10

魔力:180+5000/180

筋力:6

知力:50

視力:10

聴力:50

運気:50

---------------

恩恵:【魔法技能】、【精霊の祝福】

---------------

技能:【火<大>】、【水<特>】、

【風<中>】、【土<小>】、

【精霊視】、【魔力消費減<特>】、

【精霊同調】

---------------

御読み頂きありがとうございました。

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