百二十三日目のステータス
今日は123日目です。
ブクマ、評価、感想ありがとうございます。
今日の天候は晴天。
ギルドを訪れてみたが、烈火の獅子はまだギルドを訪れていないようだ。その為、今日は掲示板から王都付近で繁殖している魔物の討伐依頼を探し、リーンと魔物退治に行くことになった。
王都を出て、魔物を探している。今回の目的の魔物はオークだ。他にも複数の魔物の繁殖が確認されているようで、いつもよりも魔物の動きが活発なのかもしれない。
「ふごぉ?ふごぉ!!!!」
オークは簡単に見つかった。森に入ってすぐの場所にいたのだ。アイシアとリーンを見るなり馬鹿みたいにでかいナニをギンギンにさせながら突っ込んできた。
普段はもっと奥地に潜んでいる魔物だ。こんなところに居ていい魔物ではない。
「リーン、ほんとはちゃんと戦わせようとしてたんだけど思ってたより魔物の繁殖が進んでそうだからトドメだけ任せるわ。」
アイシアはそういって水の刃でオークの四肢を切り落として、横這いに倒れるオークのナニも綺麗に切り落とした。身動きの取れない去勢オークの完成だ。そして、宣言通りトドメだけの状態になったオークにリーンが少し辛そうな顔でトドメを刺していた。
【リーン、オークはそんな状態でもほっとけば手足もナニも生えて、足りない栄養を補う為に男を食って、イライラを発散する為に女を襲うクソ魔物だから気にするな。】
「あ、はい!……すいません。」
【冒険なんてしないほうが良いんだ。俺たちは冒険じゃなくて害獣駆除に来てるだけだ。】
「なるほど……」
納得してくれたようだ。
それから森を探索して30匹のオークを仕留めて、森を離脱した。リーンは途中で魔力不足になってしまったので途中からはアイシアが俺で威力増しましになった水針で心臓を貫いていた。
ただの水針で風穴が開く様子は物騒で仕方ない。
30匹のオークを仕留めたが、まだまだ森の中に潜んでいそうな雰囲気だった。これ以上奥に進んで要らぬ何かを叩き起こすのは避けたかったという理由が一つと、烈火の獅子が王宮に呼ばれている理由が魔物の繁殖にある気がしたから先行しすぎてはいけないと考えたからだ。
今日はこれで帰還した。冒険者ギルドで報告を行うと、受付嬢さんも神妙な顔で考えこんだ。
「最近、冒険者から繁殖の報告を度々受けるんです。未帰還冒険者も増えている気がするので調査専門の冒険者に調査を依頼して報告待ちなところです。」
「そうですか。何かあれば教えてください。手伝いが出来ると思います。もしかしたら烈火の獅子のレオンにその件で呼ばれるかもしれませんが……」
「彼らに呼ばれるならば残念ですがそちらが優先ですね……本当に残念です。」
その後、ここ最近の王都事情を聞いてから冒険者ギルドを後にした。リーンには休むようにいって、アイシアは訓練場に向かって訓練を行っていた。俺も【技能貯蓄】に【念力】を貯めておこう。
俺は【ステータス】を確認した。
ステータス
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名前:ボンちゃん
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種族:ミスリル杖、低位魔神【異邦人】
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性別:男
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年齢:16
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状態:強欲の眷属、筋肉魔神、
精霊鍛治師に鍛えられし杖、憤怒の眷属
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体力:0/0
魔力:2800/3400
筋力:100,000
知力:10
視力:10
聴力:10
運気:10
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恩恵:【ステータス】、【精霊の祝福】
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技能:【不死】、【魔力供給】、
【魔力自然回復<極>】、【念力】、
【怒りの一撃】、【威力増幅<極>】、
【並行射撃<Ⅴ>】、【対魔】、
【硬化】、【念話】、
【筋肉魔神】、【限界突破】、
【気絶耐性<特>】、【欲求変換】、
【疲労無効】、【形態変化】、
【魔力二倍】、【技能貯蔵】
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名前:アイシア・ボーンヘッジ
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種族:人族
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性別:女
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年齢:17
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状態:健康、精霊との友好
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体力:10/10
魔力:178+2800/178
筋力:6
知力:50
視力:10
聴力:50
運気:50
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恩恵:【魔法技能】、【精霊の祝福】
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技能:【火<大>】、【水<特>】、
【風<中>】、【土<小>】、
【精霊視】、【魔力消費減<特>】、
【精霊同調】
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お読み頂きありがとうございました。