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百二十二日目のステータス

ギリギリ今日のうちに書けました。

今日は122日目です。

これからまだやらなきゃいけないことがあるので次話投稿0時は無理です、すみません。

 今日の天候は晴天。


「リーンちゃん、美味しい?」


「うん!とっても美味しいよ、メシカちゃん。」


 リーンとこの宿の看板娘のメシカちゃんが仲良くなったようだ。昨日の晩、一緒に賄いの夜食を食べて仲良くなったらしい。

 メシカちゃんのことをずっと看板娘ちゃんと呼んでいたから初めて名前を知った。こんなこと前もあった気がするな。


「やったぁ!それ私が作ったんだよ!」


「えっ?ホントに?すごいすごい!!ほんとに美味しかったよ!」


 嬉しそうにはしゃぐリーンたちに大人たちは皆笑顔になっていた。しばらく朝食の時間を楽しんだ後、ギルドへ向かった。


 ギルドには一度だけ顔を合わした受付嬢さんがいた。以前の受付嬢さんは烈火の獅子の昇格試験以降姿を消したままのようだ。


「烈火の獅子の方々ですか?彼らは王宮に行っていると風の噂で聞きました。いつ戻ってくるかは分かりませんが、そんなに遅くはならないと思います。」


「そうですか、それなら良かったです。もし彼らがギルドに来たら教えてくれませんか。彼らに私に教えていいかの確認をしてもいいので。」


「いえ、確認の必要はありません。彼らからアイシア様の話はよく聞いているので大丈夫です。」


「それなら良かったです。よろしくお願いします。」


 彼らからアイシアの話をよく聞くことも驚きだが、それ以上に受付嬢さんと彼らがよく話すことに少し驚いた。もっと閉鎖的かと思っていた。


「そういえば、その子はどうしたんですか?迷っていた新人冒険者さんを連れてきたとかですか?」


「いえ、彼女は私の弟子です。」


「え〝っ〝?」


 受付嬢さんが変な声を出して驚いた。まあそうなるのも分かる。若いアイシアが更に若いリーンを弟子というのは少し違和感だ。


「弟子というか、彼女が強くなるサポートをしようかと思っている?そんな感じです。」


「いやいや、どっちにしても意味が分かりません。なんでそうなったんですか?」


「依頼詰めで疲れていた時に、リーンに出会ってこの子には死んでほしくないと思ったからですかね。」


 そう言うと受付嬢さんは納得はしていないが一応の理解はしたといった風だった。

 烈火の獅子の居場所確認も終わったのでギルドを後にして今度はマッソーリロ夫妻の家を訪ねた。


 彼らは家で寛いでいたみたいだ。リロさんが裁縫をしている姿をマッソーさんが覗きながら歓談していたようだ。


「それで、その子は戦争で拾ってきた子か?その割には随分と目が綺麗だが。」


「違いますよ!リーンは私が弟子にしようと連れてきただけで今回の戦争は関係ないです。」


「そうか。」


「そうです!そうじゃなくて、いや、そうなんですけど。今回はボンちゃんを手伝って私を助けてくれた御礼に来たんです。」


「あぁ、そんなことか。気にするな。それよりリーンと言ったか、お嬢ちゃんは苦手な食べ物とかはあるか?」


「苦手な、食べ物は無いと思います。食べたことないものは分からないです。」


「そうかそうか、なら寛いでいくといい。リロ、構わないよな?」


「ええ、もちろんですよ。久々に賑やかな食事になりますね。」


 御礼を言いに来たというのになんだか蚊帳の外にされたようで少し寂しそうだ。

 リーンはそんな雰囲気を察したのかオロオロしているしリロさんは気付いていてニヤニヤと笑っている。


「ん?どうした?もしかしてまだどこか悪かったりするのか?大丈夫か?」


「ううん、大丈夫だよ。ありがとうマッソーさん。」


「そうか、なら良かった。ほらほら早く中に入って適当に寛いでくれ。」


 無邪気な心配をされてアイシアは恥ずかしさ半分嬉しさ半分といった雰囲気だった。マッソーさんに手を引っ張られてアイシアとリーンと中へ入っていく。中は暖かかった。

 それから数時間ほど寛いで、晩御飯や歓談を楽しんだ。


 俺は【ステータス】を確認した。


ステータス

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名前:ボンちゃん

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種族:ミスリル杖、低位魔神【異邦人】

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性別:男

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年齢:16

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状態:強欲の眷属、筋肉魔神、

精霊鍛治師に鍛えられし杖、憤怒の眷属

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体力:0/0

魔力:3200/3200

筋力:100,000

知力:10

視力:10

聴力:10

運気:10

---------------

恩恵:【ステータス】、【精霊の祝福】

---------------

技能:【不死】、【魔力供給】、

【魔力自然回復<極>】、【念力】、

【怒りの一撃】、【威力増幅<極>】、

【並行射撃<Ⅴ>】、【対魔】、

【硬化】、【念話】、

【筋肉魔神】、【限界突破】、

【気絶耐性<特>】、【欲求変換】、

【疲労無効】、【形態変化】、

【魔力二倍】、【技能貯蔵】

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名前:アイシア・ボーンヘッジ

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種族:人族

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性別:女

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年齢:17

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状態:健康、精霊との友好

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体力:10/10

魔力:174+3200/174

筋力:6

知力:50

視力:10

聴力:50

運気:50

---------------

恩恵:【魔法技能】、【精霊の祝福】

---------------

技能:【火<大>】、【水<特>】、

【風<中>】、【土<小>】、

【精霊視】、【魔力消費減<特>】、

【精霊同調】

---------------

お読み頂きありがとうございました。

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