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九十七日目のステータス

今日は97日目です。

そして、なんとレビューを書いて頂きました。とても素敵なレビューで嬉しさのあまり口角が自然と上がってしまって大変でした。人前じゃなくて良かったです。

レビュー効果かブクマや更には感想まで頂きました。ありがとうございます。


追記:

その日の内に別の方からもレビューを頂けました。それにpv数が前日の200人から10000人と増え過ぎてレビューパワーに震えています。

本当にありがとうございます。勿体ないくらいの御厚意に感謝です。

(最初の頃の本文より長い前書きになった気がします。長い前書きで、もしくは短い本文で申し訳ない。)

 今日の天候は晴天。

 今日は特に予定もなく、依頼でも探そうかという話になりギルドを訪れていた。


「あら、アイシア様こんにちは。本日はどうされましたか?」


 受付嬢さんは別の人に変わっていた。赤褐色のウェーブのかかったショートヘアで、優しそうな雰囲気の明るく陽気な太陽のようなお姉さんだった。


「B級の依頼って何かありますか?」


「王都ですからいくつか有りますが、どういったものが良いなど希望はありますか?」


「う、うーん……何が良いんだろ。ちょっと待ってくださいね。」


 こんこんと杖を叩いてきた。


【妥当にいけば討伐か少人数の護衛じゃないか?それなら失敗する可能性も少ないだろう。護衛にするなら依頼主と会ってから決めれるやつが良いな。】


「えっと、討伐か護衛。それで護衛は依頼主と会ってから受理するか決めれたら嬉しいです。」


「分かりました。それでは探してきますので少しお待ちくださいね。」


 受付嬢さんは奥へと早歩きで歩いていった。姿が見えなくなったなという時にアイシアが小さく、ありがとねと呟いた。


【おう、参考になったなら良かった。】


「もうばっちりだよ。」


 そうやって小声で話を数十秒ほどしていると受付嬢さんが戻ってきた。

 いくつかの依頼を見せられたが、俺とアイシアは言葉を交わすことなく1つの依頼に決まった。


 “ユーフラテス家令嬢、ユリア・ユーフラテス様の護衛”


 家名は知らなかったが以前魔の森での卒業試験を一緒にしたユリアちゃんだろう。

 アイシアも興味を持ったらしく受付嬢さんにこの依頼を受ける意思を示した。


 けれど、どうにも受付嬢さんの様子がおかしい。何かを言いづらそうにしているようだ。


「ここに示されていますが彼女の護衛先は北部戦線です。大貴族であるユーフラテス家ですが、どうにも跡継ぎ様と彼女が上手くいってないらしく卒業試験で好成績を残した彼女に嫉妬しているようです。それで北部戦線へ飛ばされる事になったとか。ですので、普段の貴族の護衛より質が落ちると思われます。それに冒険者にはなるべく戦争に関わって貰いたくないのでオススメしたくなかったのです。」


 人違いではなく、あのユリアちゃんだろう。アイシアが俺を握る手に力が入っている。オススメしないと言われてもアイシアの決意は固そうだ。


「でも、ユリアちゃんは私の友達なので受けたいと思ったんです。だから受けます。」


「そう、ですか。それなら仕方ないですね。」


 渋々といった様子だが、受理してくれるようだ。隠さず見せてくれる辺り公正な性格で、それでいて心配してくれる優しい人なのだろう。

 ユーフラテス家へ連絡を寄越してくれるそうで、明日再びギルドへ行くことになった。アイシアはきっと北部戦線まで護衛した後もユリアに付くつもりだろう。だが、戦争ということは人の死が日常な場所に行くということだ。アイシアに耐えられるだろうか。


 俺は【ステータス】を確認した。


ステータス

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名前:ボンちゃん

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種族:杖、高位魔族【異邦人】

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性別:男

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年齢:16

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状態:強欲の眷属、筋肉の限界を超えし者、

名工に鍛えられし杖、憤怒の眷属

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体力:0/0

魔力:1210/1210

筋力:648

知力:10

視力:10

聴力:10

運気:10

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恩恵:【ステータス】

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技能:【不死】、【魔力供給】、

【魔力自然回復<特>】、【念力】、

【怒りの一撃】、【威力増幅<特>】、

【並行射撃<Ⅲ>】、【対魔】、

【硬化】、【念話】、

【筋力三倍】、【限界突破】、

【気絶耐性<特>】、【欲求変換】、

【疲労無効】、【形態変化】

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名前:アイシア・ボーンヘッジ

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種族:人族

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性別:女

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年齢:16

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状態:健康、精霊との友好

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体力:10/10

魔力:161+1210/161

筋力:6

知力:50

視力:10

聴力:50

運気:50

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恩恵:【魔法技能】、【精霊の祝福】

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技能:【火<大>】、【水<特>】、

【風<中>】、【土<小>】、

【精霊視】、【魔力消費減<大>】

---------------

お読み頂きありがとうございました。

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