強さ一覧
本編ではないので読まなくても結構です。
一章のネタバレ若干含む、かも。
強さ一覧
自分のための整理も含めて、今さらながら登場キャラたちの戦闘能力を記載しようかと思います。
一章終了時点、ということをご了承ください。物語が進むにつれてもちろん変動していきます。
それと本編では記されていない小ネタも一応掲載。
陰陽師・呪術師
A〉先代麒麟〉姫・ゴン〉四神・麒麟〉九段〉八段〉四~七段〉セミプロ〉大学生〉高校生
一つずつ説明していきますが、Aはぶっちぎりのトップです。残念ながら、ここが変わることはありません。あくまでも陰陽師・呪術師という括りだったら、という条件付きですが。
続く先代麒麟。現状名前も出ていない人物ですが、現麒麟である大峰翔子の上を行く生きている人物。姫との差は生きているか式神として生きているかという差です。
続く姫とゴンですが、この二人は式神という他者から霊気をもらわなければまともに術の行使もままならないために、先代麒麟よりは下。ただし、龍脈やらなんやら裏技はそれぞれある模様……。でも、超えられない壁・先代麒麟。
姫が生きていたり、ゴンが式神ではなくなったらこの限りではありません。ゴンの場合は明の成長次第なところもあります。
続く四神と麒麟。実は今代の五人はそこまで実力の差はありません。麒麟は本来秘すべし隠し玉なわけですが、先代麒麟と姫ほどの実力者はすぐに見つからず、でも魑魅魍魎は活発化し始めている。そのためやむなく四神と同程度の実力者を麒麟にして、その象徴たる式神を呪術省が貸し与えた、という次第です。
麒麟という手札を余らせておくほど、安寧とした状況ではないと薄々感じ取っていたからですね。
将棋で言うところのタイトルホルダーと思ってください。
九段は日本にも二十人といない実力者。そのほとんどが呪術省の重鎮だったり、地方の大きな土地の管理人だったりします。明の父親、康平もこの一人。
ただし康平の場合は、「星見」つまり未来予知だったり過去視の方が重要視されています。戦闘能力的な意味では八段程度。それに彼の本質は式神を使役することなので本人の戦闘能力はそこまで高くなくても問題なかったり。
八段もエリート中のエリートです。ぶっちゃけ分家の星斗が二十四歳という若さで八段になったというのは異例のこと。史上最年少というわけではありませんが、かなり早い出世です。上には四神とかいるんで。
九段・八段・七段にはそれぞれ大きな壁があります。九段は限られた人のみがなれる階級。八段は戦力として重宝される存在、七段までは開発した物などでもなれるので、戦闘能力は関係なかったりします。
なのでプロの下の方の階級は一纏め。
その下がプロにはなれなかったそこそこの実力者。桜井会がこれに該当します。桜井会でも半分はプロ、半分はプロの資格なしといったところ。
その下に大学生や高校生と続いていますが、これは一般的な陰陽術を学ぶ大学生などです。
明やミクは七段~四段に分類されます。本人たちはプロの資格を持っていませんが。名家の跡継ぎや分家の優秀な子は高校生時点でプロの資格をギリギリ取れるかどうかというところ。特に安倍晴明の血筋は英才教育を受けているためにそれなりの実力を持っています。
では続いて式神たちがどの辺りに君臨するのか。
銀郎は四神・麒麟辺りに入ります。彼も古くは神だったオオカミの式神なので式神としては破格の存在ですが、分け御霊のゴンにはスペック上は勝てません。ただ、異常な剣技のおかげで善戦はできます。
主が康平の場合はゴンと接戦になりますが、主が明の場合はゴンの勝ちになります。それが現状の明の限界。
ちなみに。明がゴンの主でミクが銀郎の主、そしてミクが霊気を全力で銀郎に与えた場合は銀郎が勝ちます。ミクの霊気はそれだけ異常です。
星斗が使役していた大鬼。これは八段が三人ほどいて確実に対処できるレベル。そんなのを六歳児に仕向ける星斗ェ……。それだけ大鬼を式神にするということはかなりの偉業。十五歳でやってのけた星斗は明がいなければ確実に次期当主になっていた。
三歳で分け御霊を式神にするバグチートが悪いよ。そんなのと後継者争いになったのが運の尽き。
この他にも名前ありの鬼や土蜘蛛、大蛇など四神が他の陰陽師と手を組んで倒せるレベルのヤベー奴らがいます。妖と呼ばれる魑魅魍魎とはまた別の存在たちですね。
あとは神様。戦える神様だったり分け御霊だったら大体ゴンと同格かそれ以上。Aでも苦戦するレベルのマジヤベー奴ら。
そんな存在が登場するかどうかは、今後次第。
あと、何故将棋の段と陰陽師の段を同じにしたかというと自分が将棋好きだから。とはいえ、級は存在しません。あと、アマ〇段も。
陰陽師系列の高校卒業で一段の資格が、大学卒業で二段の資格が自動で付与されます。プロになるには資格試験を受けなくてはなりません。受けるのは成人していればいつでも受けられます。
資格持ちは給料アップとか、交通費免除などの待遇が受けられます。学生に限り、学費などの免除も受けられます。ただし飛び級はない。
学生の内に資格を得ている優秀な人が四神へスカウトされたりします。決定権は呪術省が持っていて、これには基本推薦制でお眼鏡に適った人が選ばれるものです。
こんなところでちょっとした小話は終わりです。次はちゃんと本編を投稿しますので。
28日に本編更新します。