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第十九夜 「決断」

こんばんわ。

那祢です。

なかなか終わらないこの作品。

あと少しで完結させる・・・・はずです。

またあとがきで。

今の所考えが五つある。


案①俺がなにも言わずに妹とひっそり暮らす。


記憶を取り戻しすべてを忘れた程ですすめていく。

麗花宅で過ごした事も全てだ。

ただ、綾乃の存在が怖い。

彼女なら妹を脅しの商材としか考えないだろう。

それに耐えれるのか。

かなり難しい。


案②綾乃側につく。


麗花と綾乃は敵対している。

何故ならば命を奪う殺し屋を雇うぐらいに。

ならば彼女側について麗花側の力を弱めれば。

ただ、それが可能なのか?

どのように言い訳をしてここから逃げるのか?

ひっそり暮らす位に難しいと思う。


案③お嬢様二人の間に入り仲を取り持つ。


・・・・・・うん。

無理だな。

二人とも嫌いなんだろう。

麗花も綾乃の話をしている時にすごく嫌そうな顔をしていた。

できる気がしない。

まあ、一般人にそんなことできるのか?


案④麗花の婚約者「仮」をする。


かなりランクが高いことになる。

まずはすぐそこにいる執事やメイドと和解してふたたび仲良くしなくてはいけない。

今睨み合っているので難しいだろう。

そして、婚約者として知識を勉強しなければいけない。

マナーや勉学はそう、社交性や言葉使い。

出したらきりがないだろう。

あとは・・・・・彼女を愛さなければいけない。

まあ、仮夫婦になるのであれば必要なこと。

今、捕まえている麗花を見る。


「えっ?」


目が合った!

綺麗な瞳に吸い込まれそうに・・・・・

もといっ!

片手で彼女の両頬を掴み変顔にする。


「「お嬢様!!!」」


執事とメイドが慌ててる。

危うく吸い込まれそうだった。

いつも笑っていて糸目だからしっかり見ていなかった。

ただこの案、一般人が令嬢と結婚できるのかって所にある。

答えは・・・・・

絶望的であろう。


案⑤逃げる、又は命を絶つ。


全てを捨てて逃げる。

妹は先程の話を考えれば安全かつ無事なんだろう。

そしてみんなに気に入られている。

だから残して逃げても安心だろう。

ただ、彼女等から逃げ切ることはできるのか?

逃げ切れないなら・・・・

なにも言わず命を絶つ。

綾乃に捕まれば多分拷問される。

麗花に捕まれば光のない牢獄行き。

殺されるぐらいなら死んだ方が良い。

これが可能性が高いであろう選択肢だ。


俺が選ぶのな・・・・・・・・

俺は悩む。


ー ぷにぷに・・・・ ー


悩む。


ー ぷにぷにぷに・・・・ ー


「すみませ・・・・」


ー ぷにぷにぷにぷに・・・・・ ー


「あ、あの!玄一郎さん?」

「あっ!ごめん。」


ずっと頬を摘まんでむにむにしていた。

停止中の二人からはさっきが漏れているが。

麗花だけはうれしそうである。


「で、悩みごとは解決しましたか?」

「黙ってなにか考えていたけど?」


麗花と人探しさんが聞いてくる。

悩んだ。

悩んだ結果出た答えは。

捕まえている麗花離す。

そして・・・・


「なあ、れ、麗花さん。」

「は、はい?」

「お、俺と・・・・」


逃亡して死ぬのは怖い。

綾乃側につきたくない。

ひっそり暮らす事は無理。

二人の間を持つのは難しいならば・・・・・


「俺と結婚前提でお付き合い・・・・お願いします!」

「ふぇっ?」

「なっ!?なんですとっ!」

「きさま!?よくもお嬢様に不敬を!」

「まっ!大胆!」


驚く四人。

すると麗花は・・・・


「えっと。わ、私の事・・・・好きなんですよね?」


無言でこくんとうなずく。


「な、ならこんな私をよろしくお願いします。」


顔を真っ赤にしながらの一礼。

了承が出てしまうのであった。

男の一人空想の回でした。

ヒロインにうなずかれた主人公は!?

完結ストーリーをたくさん作りすぎてパンク中!

どうまとめればいいのか?

次回は・・・・休みたいと思います。

那祢でした。

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