表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
18/22

第十八夜 「真相2」

こんばんわ!

那祢です。

前話修正しました。

その続きでまとめています。

楽しんでいただければ嬉しいです。

またあとがきで。

俺は荻山玄一郎だ。

妹の朱音がカレーが良いと言われスーパーに徒歩で向かっていたのだ。

金がないから車やバイクがないからな。

その時、俺は買い出しでお嬢様に乗るに引かれたのだ。

細い道だったし電柱のせいで白線の上を歩くように道に出ていた。

そのためミラーにショルダーバッグが引っ掛かり・・・・

俺はそのまま引っ張られて次の電柱に頭をぶつけた。

そのため記憶を無くしたのだ。


「なら朱音は!アルバイトはどうなった!」


俺は西園寺のお嬢様に訪ねる。

彼女は


「安心して。迷惑料として学費や生活費、家政婦や派遣でカバーしたわ。ただ・・・」

「ただ!?」

「妹さんの朱音さんは貴方に会いたく最近は野川、家政婦を困らせているわ。お兄ちゃん、一年以上いないけどいつになったら帰ってくるの?とかお兄ちゃんのカレーが食べたいよー!とか。」


少し妹のまねをしていた。

懐かしいな。

でも俺がいない間、家の事をしっかりカバーをしてもらったんだな。

それもありがたい。


「あと、野川が妹さんのことを本当の妹のと思うぐらい気に入っていて有名大学行けるぐらい積立金を皆で貯めているらしいわよ。」

「わしもじゃ。」

「ふん。あんたに似なくてよかったわね。」


執事、メイドまで手を挙げている。


「学校での告白相手も厳選しているようですし。」

「こ、告白!」

「大丈夫ですわ。私たちが調査してマルな人だけ通しているから。でも、みんな断っているわ。たぶん貴方の為でしょう。」


そうか。

少し安心した。

さて、話を戻そう。

そして引かれたとき西園寺の車を追いかけていたものがいた。

それは・・・・


「姉か?」


お嬢様、西園寺麗花はビクンとなる。

そう、自己紹介の時に彼女は言った。

西園寺家の次女と。

なれば長女がいるはず。

しかもかなり仲良くないようだ。

名前さえ紹介しないぐらいだし。


「そうです。西園寺綾乃お嬢様と言います。どちらが西園寺をつぐかもめておりまして。今、お嬢様の方が有利なんです。」


メイドが言う。

自信満々に答えている。

愛されているんだな。

と言うことは?


「なら何故この家に俺を置いている?バレたら面倒なんだろう?」

「そ、それは・・・」


お嬢様は言葉をつまらす。


「代わりに話しますな。お嬢様は今この家に婚約者を置いている。二十歳になる時にお披露目するまで見せられない。とお家に伝えてありまして。なので侵入者がこの家に押し寄せていたのです!殺し屋も入っていたかもしれませんな。」

「ちょっ!藤原!」

「バカっ!アイツ!」


メイドに蹴られる執事。

と言うことは・・・・・

今まで家に侵入してきた奴は・・・・・

二人以外殺し屋?


ー サー・・・ ー


背筋がゾッとした。

下手したら殺されていたのだ。

上手く捕らえていたからいいものを。

あれ?

しかし考えてみると・・・・


「もしや二人も外で捕まえていた?」


その言葉に二人はうなずく。


「危なくないものはそちらに流しましたがな。」


またひとつ余計な事を執事が言う。

ならあの警察は・・・・


「警察ですか?あれは偽物です。ただ捕まえた奴はしっかり警察に届けてますからご安心を。」


メイドは心を読んだのか話しかけてきた。


車に引かれ迷惑をかけられた。

だがその間、家の回りをすべてカバー。

俺の住居や世話までしてくれた。

ただ、そのために婚約者として訓練していると嘘の報告をして殺し屋に命を狙われていた。

しかし大半は二人で対処してくれた。

となると?

ならば俺のとる行動は?

選択を求められる。

どうする俺!?

あと少しで終わります。

彼が最後にとる選択肢は?

次回もよろしくお願いいたします。

那祢でした。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ