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俺の望むもの  作者: マチャピン改三
第4章「初めの一カ月」
50/53

第39.5話「五月一日、学校にて」

たった五百字ですが……

「友紀、ちょっと話がある」

 五月一日、月曜日。

 退屈な授業を6コマ終え、残すところは家に帰るだけとなった俺に話しかけてきたのは、いつもと同じく阿倍だった。

「おう、別にかまわないが、どうした?」

「いや、ただ単に今日もあっちに行こうかと思ってな。お前たちはどうすんのかと思ってな」

 そう言って阿倍は自分の右手に付けている指輪を俺の前にかざした。

 そう言えば不思議なことに、この指輪や、俺のペンダント、成実のチョーカーは俺たち以外の人には見えていないらしい。

 うちの学校は基本的にアクセサリーなどの装飾具を着用不可なのだが、今朝抜き打ちで執り行われた風紀検査では誰一人としてお叱りを受けることはなかった。

 同じクラスの女子数名は生徒指導室に呼び出されているのに、だ。

 もっとも、そう言ったものは見つかり次第即没収されるので、みられないに越したことはないのだが。

 それはともかく、問題はあっちの世界に行くかどうかだな。

「……まあいいさ。どうせ家に帰ってもやることないし、俺も行くとするよ。成実はどうなるかわからんがな」

「そうか……。まあいい。では来れるならいつもの場所で。じゃあな」

 そう言って、阿倍は俺に背を向けて教室を出て行った。




どうも、ここ2カ月消息不明だったマチャピンです。

この2カ月ちょっといろいろあったんですが、そちらがなんとかひと段落ついたので更新を再開します。

ちょっとそっちのせいで更新が途絶えていたもんですから当初予定していたものよりもだいぶ遅れが生じてしまっていますし、何より、昨日の成実の誕生日を祝い損ねてしまいました。(この後書きを書いているのは23:15)

まあ、あげる気になればあげれるんですが、今更あげても仕方がないのでこの時間での公開とします。

それでは、近日中にこの作品を含め大量に更新していきたいと思います。

では、11月5日公開予定の第40話でまたお会いしましょう。

最後に、恒例になってしまっている例ので……


「俺たちの誤字は、まだ始まったばかりだ! ~長い間のご愛読ありがとうございました。マチャピン先生の次回作にご期待ください(※終わりません)~」

        軽く連載打ち切りになりかけてたからあえて

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