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誇れ!~私が社長の秘書と恋人の座を手に入れるまで~  作者: 慧依琉:えいる


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第28話:え?金山さんと石川さんが?


このお話は主人公目線で語り口のように綴っております。



私は石川さんという強い味方に秘密を共通したことで何故だか安堵した。秘密って一人でずっと抱えてるのってしんどくない?だけど本当に信頼出来る人にしか言えないことだし、今後何かあった時に助けてもらうかもしれない。私は石川さんに打ち明けた事を後悔する事はなかった。


────そうだ。社長にも話しておかなくちゃ!



午後からの業務で少し早い目に社長室へと向かって社長、要さんに石川さんにバレたので話したことを打ち明けた。要さんはニヤリと笑って「そうか。」と返事をした。私は急に恥ずかしくなってしまった。


「なんだ…奈々。お前、皆には内緒にしたいと言っていた癖に…。」


そう言ってニマニマした顔で私を見る。


「………………だって…。絶対にバレてましたし、彼女なら誰かに口外したりしないって思ったんです。」


「まあ、あいつなら大丈夫だろう。そのあたり、ちゃんとわきまえているからな。」


「ん?要さん、石川さんのことは凄く褒めますよね?」


「だってあいつ、俺が中学ん時に親父の秘書だって紹介されたんだぜ?それからよく会ってたからな。」


「そんなに長い付き合いなんですか?……どうりでよく知っていると…。」


「まあ、親父から俺のことも聞いていただろうしな。さて、午後からの業務開始だ。」


「────!はい!社長!」


「ぷはっ!お前は切り替えが早いな!」


そう言ってまた大笑いしていた。大丈夫かな…ここ、社長室なんだけど…。



そんな時、誰かがドアをノックした。


コン、コン、コン!


「────はい。参ります。」


そう言って扉に行こうとしたら


「金山です。」


そう聞こえたので社長が


「入れ。」


と声を出した。金山さんが入って来て



「何やらお二人は距離を縮められたのですか?外まで社長の笑い声が聞こえてきましたよ?」


と開口一番に言った。私はやっぱり聞こえてたんだと思って顔が赤くなってしまいそうだった。




「ん?石川に聞いたのか?」


「────?いいえ。何かあったのですか?」


「いや。何でもない。」



「あれ?社長?どうして金山さんが石川さんから何か聞いたと思ったんですか?あれだけさっきは信頼してると言っていたのに……………。」


私は今の社長と金山さんのやり取りを聞いていて、疑問に思った。確かに秘書課の課長をしている金山さんならみんなを統率するべき位置だからあり得るけど…。何だかそういう感じじゃないのよね…。




「ん?ああ。お前になら話してもいいか。」


「私から話します。石川さんは旧制で仕事をしているのですが、私の妻です。」



「────え?」


私は金山さんの方を思いっきり変な顔で見たんだと思う。金山さんは静かにコクンと頷いた。


「つ…妻?え?金山さん、ご結婚されていたんですか?」


「ええ、そうです。」


「社内では社長と金山さんとで人気を競いあっているのに…。」



「は?!」


金山さんと社長の二人の声がハモった。



「そんな状況になっているとは…。」


金山さんは冷静に驚いていた。そして社長は


「それで?どっちの方が優勢なんだ?」


────え?そこ?気になりますか…。



「いえ、それぞれに人気はあるのですが、社長はその、皆さん怖いと言う印象をお持ちで…。」


私は恐る恐る言うと社長はこれまでに見たことのない悲壮感漂う顔をしていた。






ご覧下さりありがとうございます。意外な事実が出てきました!

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