表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
誇れ!~私が社長の秘書と恋人の座を手に入れるまで~  作者: 慧依琉:えいる


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

27/36

第27話:気付かれた?!二人の関係…!


このお話は主人公目線で語り口のように綴っております。



あの日、ラーメン屋で社長からの交際申し込みに対しての返事をした私。変に意識をして仕事に支障が出てはいけないと思って社長には付き合ってる事を伏せて欲しいとお願いをした。社長は公表したいようだったが、私の気持ちを考えてそれは我慢してくれた。


「確かに、周りからそういう目で見られるのも悔しいだろうな。」


と、私が社長秘書に抜擢された事を別の意図で誤解されるのも嫌だという気持ちまで理解してくれていた。



その日以降も私は公私混同をしないように細心の注意を払って仕事をしていた。そして仕事が終わると毎日社長の車で家まで送ってもらうのだった。時にはこの前のように寄り道をしたり、または私の家に上がってお茶をしたり……………。


社長は私が後ろ指をさされないようにと、業務外の時間であっても時には指導が入る。私はそんな気遣いの出来る社長に徐々に惹かれていった。



「要さん……………。今日はお弁当を作ってみました。」


「おお?!それは嬉しいな!」


「私も一緒にここで食べても?」


「ああ、もちろん。」



少しでも二人の時間を作れるようにした。だけど、決して他の人には気付かれないように……………。



「なあ、春川。今度の休み、ちょっと遠出しないか?」


「え?」


「ドライブしよう!紅葉が綺麗だろうな。」


「わあ!いいですね!じゃあお弁当作りましょうか。」


「お?楽しみだな!」


そんな風にのんびりと二人で過ごす時間がとても貴重だった。



社長は前の事があってどんなに忙しくても時間を調整して送ってくれるのだ。そのあと会社へとんぼ返りなんて事はざらだ。

どんなに忙しくても私のために時間を割くのは全く気にしない様子だった。休日に二人で出かける事も多くなった。初めてお付き合いをする私の為に社長はゆっくりと二人の関係を築いてくれていた。




ある日、二人で会議室へ向かっていた時、石川さんが近付いてきて


「ねえ、ちょっと聞きたいことがあるんだけど、今日の昼一緒出来る?」


「え。あ、はい。大丈夫ですよ。」


私はそう言って微笑んだ。そばにいた社長は


「お?二人でランチか?いいな。」


と言って〝行っておいで〟というメッセージをくれた。





そして昼休憩。私は石川さんと静かな場所へと移動した。商談室を一つ借りたのだ。



「ねえ、聞きたいんだけど…。」


「はい、何でしょう?」



石川さんは周りに誰もいないか確認しながら話を続けた。


「ん、あなた最近社長といい雰囲気じゃない?何かあったの?」



──────────ドキッ!


流石、石川さん!鋭い!


でもここで話したら…。だけど彼女なら大丈夫じゃない?それに他の人たちにどう映ってるのかも気になるし…。


「実は…。」


私は今までの彼女を信じて打ち明けた。



「え~~~~~~っ!?そんなドラマみたいな事ってあるの?!」


「はい、私も驚いています…。」



「あ、でもこの話は他の人にはしない方がいいわね。あなた羨ましがられてるから…。」


「………………ですよね、私が抜擢されたのも〝それで〟だと思われてしまうかもしれない…。」


「そうよ、やっかむ人は何でも理由にしちゃうから。ホント、気をつけて。でも、私が気付いてるからひょっとして疑ってる人はいるかもしれないわね…。私も周りにアンテナ張っておくわ。幸せになりなさいな。」


「ありがとうございます。」


ーああ、やっぱり彼女にはちゃんと打ち明けてよかった。



私は彼女の正義感にとても憧れを抱いた。





ご覧下さりありがとうございます。とうとう二人の関係を石川さんにはばらしてもいいかなと思った奈々でした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ