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誇れ!~私が社長の秘書と恋人の座を手に入れるまで~  作者: 慧依琉:えいる


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第23話:まさかの告白?!


このお話は主人公目線で語り口のように綴っております。



社長に突然食事に誘われてついてきたらとんでもなくセレブご用達のフレンチだった。私はこの服で大丈夫なのか不安ではあったが、社長が個室を確保してくれていたのであまり服を気にしなくてもよかったので安心した。


メニューは社長が予めコースを予約してくれたようで、飲み物だけ尋ねられたのでそれを注文した。


その間に私達は話をした。何だか、仕事の話をしようだなんて一ミリも思わなかった。きっとこのお店の雰囲気がそういう気にさせるのだろう。社長も同じようで、私の質問に素直に答えてくれた。


「社長はよくこちらを利用されるのですか?」


「ああ、大学時代の友人と集まったりする時にな。今も3人でよくつるむからその時にこうしてもらってるよ。」


「大学時代はサークルとか?」


「いいや。サークルには入らなかったな。同じ学科を選んだ奴でな、意気投合したんだ。俺はこう見えても料理をするのが好きなんだ。それで料理本を見ていたら声をかけられて、そこから仲良くなったんだ。」


「では女性の方ですか?」


「いや。男三人さ。ハハッ。」


「珍しいですね。」


「そうでもないぞ?案外作り出すと面白いからな。」


社長はそう言って微笑んだ。ふと、私は社長に踏み込んだ質問をしてしまった。



「今までにお付き合いされた女性に振舞われたことはあるのですか?」


「ん?付き合った女性か…。在学中に付き合ってはいたが、その後就職してお互いに忙しくなってそのままだ。自然消滅ってやつだな。」


「その方だけですか?」


私は更に踏み込んで聞いてみた。



「ん?えらい気にしてるな。」


「えっ、すみません、立ち入りすぎましたか?」


「いや、大丈夫だ。今は誰とも付き合ってない。だからお前を誘ったんだ。」


「そうですよね、でないと勘違いされては困りますよね。」


「ああ、お前は勘違いして欲しいくらだがな。」


「────え?」


そう言った時に料理が運ばれてきたため、この話はここで止まってしまった。社長の顔を見ても配膳係の人にお礼を言ったりで普通の様子だし、一体今のは…。


「ほら、冷めないうちに食べよう。」


「はい。頂きます。」


そうして私達は食事を口に運ぶ。一気にその場が静かになって、妙に緊張が走る。



「なあ春川。」


「はい…。」



「俺はお前の仕事ぶりを高く評価している。」


「はい、ありがとうございます。」


「そしてずっとお前を見てきて俺は思った。」


「────はい…。」


社長はカトラリーを置いて、私をジッと見た。私も思わずつられてカトラリーを置いて手を膝の上に置く……………。社長が姿勢を正すものだから私までつられて姿勢を正し、社長の次の言葉を待った。




「俺と付き合わないか?」


「────はい?」


目の前の社長が、いつもの冷静なクールな社長ではなく、どこにでもいるイケメンが顔を真っ赤にしているように見えた……………。


「え…、聞き間違いじゃない?」


私が思わずポツリとそう呟くと


「俺は本気だ。お前の気持ちを聞きたい。」


────ドキン!


〝確かに社長の事はカッコよくてすごくドキドキするし、好きかもだけど、上司だし……………。〟


私は中々返事を出来ずにいた。






ご覧下さりありがとうございます。社長からの突然の告白に奈々は混乱しています。

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