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誇れ!~私が社長の秘書と恋人の座を手に入れるまで~  作者: 慧依琉:えいる


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第14話:休日なのにお仕事なのですか?


このお話は主人公目線で語り口のように綴っております。



私達はコーヒーショップのテラス席で休憩していた。その通りの前は車が行き交う。ふとその情景を見ていると一台の車が信号待ちをしていた。私はその車が何故か気になって見ていると中にいる人がふと顔を上げて外の景色に目をやった時、テラス席にいる私と目が合った。


〝え…!社長?休日なのにお仕事なの?〟


私が固まっていたからか、石川さんが私の視線の先に目をやって納得したように


「社長、休日なのにお仕事なの?って顔してるわね。」


そう言ってきた。驚いた私は石川さんを見ると


「ふふっ、会長だって同じなのよ。」


「そうなんですか?」


「自分たちの会社だもの、ゆっくりと休んでいるのが落ち着かないのでしょうね。さあ、私達はちゃんとON、OFF切り替えて過ごしましょ!」


私は石川さんにそう言われて社長になるのも大変なんだと思った。そのうち信号が変わったようで社長が乗った車はブルルル…と出発した。




そして翌日、私は朝一番に石川さんに昨日のお礼を述べた。


「楽しかったわね、また行きましょう!」


と言ってくれた。




社長室へと向かって社長に朝の報告と擦り合わせをし終わった時、


「昨日、石川と一緒だったのか?」


社長が私に尋ねてきた。



「はい。私の服を一緒に見て下さったんです!」


「ふっ、そうか。今日の服もそうなのか?」


社長が聞いてきてびっくりしたけど、


「わかりますか?」


「ああ、ちょっと雰囲気が違うからな。」



私は戸惑った。これはどうい意味なんだろう…褒めてるの?それとも今までが酷すぎた?

私がそう考えていると


「石川はどうだ?やりやすいか?」


社長が気にして問うてきた。




「はい。石川さんはとっても面倒見のよいいい先輩です!」


私が笑顔でそう言うと社長もニッコリ笑って


「そうか、それはよかった。」


そう言うものだから私は思わず見惚れてしまっていた。その事を誤魔化すかのように私は話題を考えて思わず昨日の事を口にしていた。



「あ、あの、社長!昨日、お仕事されていたんですか?」


社長はいきなり私が聞くものだからびっくりした顔をしていたけど


「ああ、親父に会いにな。創立記念パーティーの打ち合わせだ。仕事ではあるが、私的でもあるな。ハハッ。」


そう言って笑っていた。出会った時から思っていたけど、社長はよく笑う人だ。仕事の時に間違いはちゃんと間違いと訂正してくれるし、一緒に行動していてとても安心出来る存在だ。もっと勉強して社長の役に立てる秘書にならないと…。私は心の中でそう誓った。



「そうだ、昨日のあの店。石川か?」


「はい、社長のご用達だと聞いております。」


「うむ。では、今度買い出しに行ってもらおうか。」


「はい!お任せ下さい!ちゃんとお好みも聞いております!」


「ほほぉ~、流石、石川だ。休日であっても仕事を忘れないか。」


「本当ですよ。服にまで秘書としての自覚を~って言われちゃいました!」


「ハハハッ!石川らしいな!」


本当、豪快な笑い方だ。一緒にいるこっちまで楽しい気分になる。だけどこんな社長はあまり皆には知られていない。私は何だか優越感に浸っていた。






ご覧下さりありがとうございます。休日であっても~と、心得から始まるのが石川さんの魅力の一つです。

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