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誇れ!~私が社長の秘書と恋人の座を手に入れるまで~  作者: 慧依琉:えいる


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13/20

第13話:例え休日であっても「社長秘書」だという自覚を持って!


このお話は主人公目線で語り口のように綴っております。



そして石川さんとの約束の日ー


緑が生い茂る爽やかな季節だ。空も青く時々風が心地よく吹く。

私は待ち合わせの場所に出向くとそこには既に石川さんが来ていた。遠くから見ても一目を惹くスタイル抜群な美人さんだ。普段は髪をアップにしているからわからなかったけど、かなり長かったようだ。彼女は髪を染めたりせずに綺麗に手入れをしていて腰のあたりまで伸ばしていた。休日だからか、シャツにジーンズおを合わせていて足元はヒールの靴。とてもお洒落にまとめている。


「石川さん、お待たせしました。」


私がそう挨拶をすると石川さんは私の方をジロジロと見ていた。ちょっと焦る私…。流石にTシャツとジーンズにスニーカーだとラフ過ぎるようで


「あなた休日だとそういう恰好をするのね。悪くはないけど、もうちょっとお洒落を意識しないと…。あと、例え休みであっても〝社長秘書〟という自覚を持つためにもシャツは必ず着用するといいわ。それだけで気持ちがピシッとするから。」


「はい…。」


〝凄い!流石会長秘書の石川さん。休日でもその意識を持って服を選んでいるだなんて…。〟


「さ、時間は有限なのよ。有意義に使いましょう。行きますよ!」


そう言って石川さんはショッピングモールをスタスタと歩いて行く。私はあとを付いていくように追いかけた。



まずはシャツを見立ててそれに合わせるようにスカーフ、リボン、ジャケットベストなどを見て回った。石川さんは自分が悩んだ時は必ず店員さんに相談していた。私はずっと言われるがまま状態…。

買い物って疲れるものなのね…。



そうしてショッピングバッグをいくつも持って歩いて


「あちらで休憩しましょう。」


そう言ってコーヒーショップに入った。



そう言えばここ、会社から結構近い?


私がそう思ってキョロキョロ見ていると石川さんがおもむろに話してきた。


「ここ、社長のご用達なのよ。知っていた?」


「いえ…。どこかにご用達があるとは知っておりましたが、それがここだとは…。」


私がそう返事をすると石川さんは〝ふふっ〟と笑って続けた。


「よく金山さんが買いに行かされてるでしょ?社長の好みも教えておくわ。」


そう言って石川さんは社長の好みを教えてくれた。これで金山さんに代わって買いに来れるだろう。


私達は順番が来たのでそれぞれ注文した。私はちなみに社長が好みだというものを試しにに頼んでみた。すると石川さんが「味を覚えようとするその心意気は誉めてあげるわ。」と言っていた。


私達は商品を受け取って席に着いた。



店内は色んな客層で賑わっていた。みな楽しそうにお喋りしている。


「私から見たら、あなたはよくやっていると思うから、ちゃんと胸を張って。自信を持って挑めばいいわ。」


〝あぁ…、やっぱり。石川さんはちゃんと見てくれている。〟


私は感動して石川さんにお礼を言って頭を下げると「よしてよ、そんなの。これくらいで。」と言って笑っていた。素敵な先輩に出会えた事に感謝した。


「彼女たちもね、悪い子たちじゃないから、そのうちわかってくれると思うわ。ま、それまで大変だけど頑張りなさい。」


そう言ってまた〝クスクス〟と笑った。





ご覧下さりありがとうございます。今回は休日に奈々の為の服を石川が選ぶために過ごしています。彼女の世話焼きな性格が見て奈々はいい先輩に巡り会えてよかったと改めて思いました。

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