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第2話 忘れられない日
目が覚めた。
ここがどこか分からない。
でも、それはすぐ分かった。
変わり果てた山だ。僕が育った山だ。
「どうしてこんな事に…」
僕が困惑していると雅と連が近づいて来る。
「どうしてこんな事になったんだ?」と聞く。
「お前のせいだろ!」と連がそういうがよく分からない。
「ちょっと、こんな時に止めてよ!」
「何があったんだ?ほんとに分からないんだ。」
雅の話によると、僕が女にやられた後に俺の体から黒いものが出たらしい。
その黒いものが山やじいさん、あの男女を吹き飛ばした。
男女は逃げて、じいさんがそれを止めたということだった。
「じいさんは?」
「死んだ。」
「え…今なんて」
「だからじいさんはあなたを助けるために死んだのよ!」
「そうか…」
「とりあえず家帰ってあの本読むぞ!」連のおかげで場が和んだ。
あの本とはじいさんが自分が死んだら読めと言っていた本だ。
とりあえず僕達は家に帰った。
今回はすぐ投稿出来ました。見てくださり、ありがとうございました。