表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

霄壌

作者: サトシ☆

霄壌…


天と地…


今生きているこの場所


天と地


地に足を着けて…


天を仰ぐ…


私は不器用で弱い人間だから…


誰かにすがって生きている…


そうさ…


情けない奴さ…



救いの無い狂喜の世界で…


私はなにを求めてさがすのか…


わからない…


わからないから誰かにすがりついて泣いている


一人じゃ強がりの仮面被っていて…


いつも仮面の下は涙で溢れているのに…


誰にも見せない…


本心の弱き心…


いつも隠して私は作り笑顔で人に接する


一人は淋しいから…


嘘の仮面に嘘をつく心持って


ひたすらに人の顔色伺い

私は何を隠す?


なんで泣きたいのに涙が出せない…


涙が枯れてしまったのかな?


心が渇いてしまったのかな?


悲しみや苦しむ事に麻痺してしまったこの心を


癒してくれる人を求めて彷徨う


仮面舞踏会の中を…


そして見つけた


心にでっかい傷を持ちながらも


素顔で仮面を着けて居ない人を…


とても強く…


太陽の様に明るい心を持った人に


私はこの優しさに包まれて


嘘の仮面を脱ぎ捨てて


素顔の自分をさらけ出してみた


私の素顔を見た貴女は…

とても苦しかったね…


とても悲しかったね…


と言ってくれて…


私を腕の中

に抱いてくれた


枯れてしまった筈の涙が…


心の底から溢れ出す


そして暖い太陽に包まれた私は


自分の仮面を壊した


自分を作る必要が無くなったから


霄壌のはざまで私は力をもらった


またまだ倒れる訳には行かない…


前へ…


ひたすら前へと歩いて行く


この歪んだ霄壌の間で...。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] くだらない何処にでもありそう、本来この手の作品は大好きで共感して甘いんだけどダメ
2009/01/31 01:18 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ