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悪役協奏曲  作者: 中山 鳥
1/1

入学式回想 カエサル・ド・ルフォン

「諸君は今日から晴れてこのブラペド国立学校に入学する。これは・・・






》》》俺は校長の演説を聞きながらこれまでの事を考えていた。


「王国の為に今日からお前も悪になりなさい。」

もう10年も前だ、8才の誕生日、父様に呼び出されそう言われた俺は力強くうなづいた。

我らグレンヴィル一族は貴族社会の嫌われ者。


国の代わりに悪事に手を染め国の代わりに罪を被むる。


「これは我ら一族に生まれた者の宿命だ。そして、これは一族以外に話してはいけない。」


父にそう言われてから今日まで必死に悪を演じてきた。そして、これからも俺は悪になるのだろう。

別にこの役割が嫌いなわけではない、寧ろ誇らしさすらある。どのみち俺はこの運命から逃げることは出来ない。。。




》》》・・・以上で開会式を終わる。解散!」








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