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知って役立つ豆知識


 魔法

 魔法とは魔法使い(後述)と呼ばれる人間たちが使う一種の奇跡のようなもの。

その種類はさまざまで、手の先からすべてを溶かすビーム砲のようなものを出す魔法から

上下真っ二つに切り裂かれた人間を一瞬で治してしまう魔法まで多岐にわたる。

 魔法使いが扱える魔法の数はその才能に比例する。例外を除いてこれが世界の一般常識である。


 マホウ

 マホウとは魔法使いとして才能がたった一つの魔法だけに集中した極めて危険性の高い魔法のことを指す。

これを人は主にそのままマホウと呼ぶか戦略級魔法と呼ぶかに分かれる。

マホウ例外無くそのすべてが危険度の高い攻撃魔法や幻覚魔法、もしくは凶悪な使役魔法である。

マホウを使うことができる人間はたとえ落ちこぼれといわれてもマホウを使わないものが多い。

なぜならマホウは暴走するからだ。

 普通にしていれば暴走しないが、マホウ自体に恐怖心を持っていれば持っているほどマホウが暴走する確率は高くなる。

 自分の強大な力に怯えれば怯えるほど暴走する確率が高くなるという、悪循環を抱えているからこそマホウとは心の強いものしか使えないものなのだ。たとえそれがどんな人間でも。

マホウは心の強い人間が使うことによってその真なる姿をあらわす。


 マホウ2

 マホウには個々に意識を持っており、それにマホウ使い(後述)が語りかけ、マホウから出題される質問に答えてマホウに認められることによって暴走することの無い真のマホウ、魔術を行使することができる。

 マホウの質問はさまざまで、その中でもマホウ自身と戦って勝利しろというものが最も多い。


 魔術

マ ホウの最終形態であり、またマホウ使いと密接につなっが状態を表す。

主な特徴としては使用者の髪や目の色、果ては骨格までもが変容する。

身体能力は魔法使いが最高位の身体強化魔法をかけた状態で追ってもすぐに引き離されるほど。

その体は既存の兵器郡や魔法をいっせいに受けても傷一つかないほどの強度。ただし、同じ魔術や強力な上級魔法を受ければその限りではない。

 魔術はマホウをより攻撃的なものにした災害級の魔法なので魔術を使う人間を止めるには同じく魔術を使う人間で無いと倒せない。そのため各地の魔法管理局(後述)では魔術師(後述)を最低一人は保有している。

どうやら、「七つの天災」というこの世界のルールにすら干渉できる強力な魔術があるらしい。発動するときには『魔術開放ゲートオープン』と言う必要がある。


 魔力

 魔力とは魔法を使う上で絶対に必要なものであり、魔術を除いたすべての魔法にあてはまる。

魔力は自分の生命力と精神力を掛け合わせできたエネルギーに、強いを感情を注ぐことによって

生成される、原子力や電力など既存のエネルギーをはるかに超越したエネルギーである。ただし、使いすぎると生命力が枯渇し死に至るため注意が必要。精神力は無限に出続けるため、あまり重要ではない。この魔力も個人の才能に比例してその量の値や質も変わる。

 かつて、魔法使いたちを兵器などの動力源にする非人道的な行いをしていた国がある。(旧ソ連やナチスドイツなど)


 魔法使い

 はるか昔から存在したざまざまな奇跡を起こすものたちのことを指す。3つの階級に分かれていて国ごとに呼称が違うが概ね同じ。一番低い3級の魔法使い。次に2級の魔法使い。そして、世界に数名しかいない1級魔法使い、が主な三段階。


 マホウ使い

 マホウと呼ばれる極めて危険な魔法を使うものたちのことを指す。魔術に至っていないため良く出来損ないの烙印を押されることが多い。

ちなみに危険の中には暴走するからという理由も入っている。


 魔術師

 古来より天使や悪魔、オーディーンやゼウス、スサノオなど神話の元になったまさしく神のような力を振るうものたちのことを指す。この物語の主人公もその中の一人である。一般には魔術師はエリート街道を進むことが多い。


 魔法管理局

 初めは暴走するマホウ使いを救うために魔法使いと魔術師が集まって結成した救済組織だった。(バチカンなど教会や秘密結社など)

いまでは警察と裁判所が一体になったような組織になり世界各地に支部を置く大組織となった。ちなみに本部はイギリスのロンドンにある。それっぽいからという適当な理由。


 魔法総合格闘技

 俗に魔法プロレスなどと呼ばれる、格闘技のこと。ボクシング、合気道から柔道、ムエタイにカポエラ、果ては我流まで。相手を殺さなければ、基本なんでもオーケー。ただ勝つことだけを求められる完全実力主義の競技。「勝者には喝采と栄光を、敗者には罵りと絶望を」が合言葉のいま最も熱いスポーツ。


 魔法・魔術専門研究院

 通称「学会」と呼ばれている世界中の魔法や魔術を専門に研究する者達が憧れる研究施設。


 聖遺物

古代に作られた強大な力を秘めた品々。

武器から日常品まで形態はさまざまである。ほとんどは国宝などに指定されるか

見つけ次第管理局に引き渡されるかのどちらかである。まあ、そうそう見つかることなど無いが。


次は登場人物紹介を載せた後、本編開始です。

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