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谷川家の日常  作者: 栗原寿美、仙台出身の女。
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序章

この物語は仙台の学校に通う少年が活躍するフィクションです♪登場する人物及び団体は現実とは関係ない架空の人物及び団体です。

皆さん、こんにちは、俺は、谷川直人。普通の高校生だ。

今、俺は困っていた。父親が再婚すると言うのだ、いや、それはいい、再婚相手のつぐみさんもいい人だ。問題は、つぐみさんの連れ子の娘がクラスメイトの井口香織だったんだ。井口香織は、傲慢で、横暴で、独善的で、誰にでも喧嘩を売る危険人物だ。

井口香織「あっ、あんたは」

谷川直人「げっ、お前は、何で、ここに」

井口香織「それは、私の台詞よ、どうして、貴方が」

谷口忠夫「何だ、2人共、知り合いか」

谷川直人「えっ。ああ。中学の同級生だったんだよ」

井口つぐみ「まあ、そうなの」

谷口忠夫「それなら、大丈夫かな」

井口つぐみ「そうね、大丈夫だと思うわ」

谷口直人「何が大丈夫なんですか」

井口つぐみ「あの、直人君ですね」

谷川直人「はい、谷川直人です」

井口つぐみ「私は、井口つぐみです、こう見えても30代で、娘が2人います、貴方のお父さんの忠夫さんと再婚する事になったので、宜しくお願いします」

谷川直人「え、あ、はい。宜しくお願いします」

井口香織「フン」

谷川直人「こいつとは仲良くしたくないんですけどね」

井口香織「それは、私の台詞よ」

谷川直人「何」

井口香織「何よ」

井口つぐみ「香織。ちゃんと挨拶しなさい」

井口香織「でも」

井口つぐみ「香織」

井口香織「分かったわよ、井口香織です、忠夫さんには、宜しくお願いします」

谷川忠夫「ああ、宜しく頼むよ」井口香織「はい、お父様」

井口香織は、笑顔で挨拶した。

父さんには笑顔で、宜しくか。俺とは笑顔で宜しくしたくないんだな。

そして、もう1人の女の子が挨拶をする。

井口美穂「井口美穂です、宜しくお願いします」

谷川直人「ああ」

井口美穂「あの」

谷川直人「何かな」井口美穂が話し掛けてきた。

井口美穂「あの、貴方の事、お兄ちゃんって、呼んでもいいですか」谷川直人「呼んでくれていいよ」

井口美穂「本当ですか、ありがとうございます、その、あの、お兄ちゃん」

美穂ちゃんが、照れながら、俺の事を、お兄ちゃんって呼んでくれた。

谷川直人「ん」

井口美穂「これから、宜しくお願いします、お兄ちゃん」

谷口直人「ああ。宜しくね」

井口美穂「はい」

美穂ちゃん、可愛いなあ、ちょっと、身長は小さいけど、それがいい。

美人で、可愛くて、純粋で、優しくて、素直で、清楚で、その上、胸が大きくて、素敵な美少女だ。姉に比べて、完璧ないい女だ。姉の方は、スタイルはいいけど、性格に問題がありすぎる。

井口香織「ちっ」井口香織は、舌打ちをした。

谷川直人「なっ、お前」

井口香織「何よ、友達が誰もいないボッチのくせに」

井口美穂「えっ」

谷川直人「何だと」

こいつ、父さん達の前で、余計な事を言いやがって。

父さんやつぐみさん、それに、美穂ちゃんが哀れみの表情で見つめてきた。

井口美穂「大丈夫だよ、お兄ちゃん、私がいるから」

谷川直人「ありがとう、美穂ちゃん」

やっぱり、美穂ちゃんはいい子だ。

井口香織「フン」それに比べて、この最低女は。それでも姉妹かよ。

姉の方は絶対に許さん、後でお仕置きしてやる。覚悟しとけよ。

そうして、俺達の家族の物語が始まった。

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