【第5話】催眠と作戦
前回のあらすじ
知らない場所に監禁されてしまったカフェオレ。カフェオレはここから脱出できるのか!?
(詳しくは前回をチェック)
〜???〜
「イテテテ…ここ何処だよ…暗いし、地面はコンクリートみたいに硬いし…なんと言ってもクソ臭い…さっきのヤツらと同じ匂いがぷんぷん香るぜ…」
その時前から人が来たような感じがした。
「さて、実験を始めようか…光の秘法」
その瞬間周りが明るくなった。
「!?お前はさっきの隣にいたヤツ…!」
「おっと、よく分かりましたね。ここは黒き伝説の能力者組織の基地です。そういや名前を言わないのもなんですね。私の名前は『ハック』よろしくお願いします。」
「『ハック』か…お前には丁度いい名前なんじゃないか?」
その瞬間耳にハックの言葉が入ってきた。
「フッ今だ!!!逃避行術!」
「なに!?グハッッッ…!?」
「やっと範囲内まで近づいてくれましたね。さっきまで警戒して離れていたというのに…フフフ…かなり大きな戦力を手に入れましたよ。」
「お前…!!!こんなものが私に聞くとでも思っているのか!!!私は幾度ものトラブルそして事件を乗り越えた『カフェオレ』だぞ!」
「チッ…しぶといですね。ですがこれは貴方も耐えられないハズ…!究極逃避行系催眠術!!!」
「うっ!」
「どうですか!私の最強の技究極逃避行系催眠術は!!!私の得意とする伝説の能力は催眠!これを使えばアナタだろうがなんだろうが服従できます!!!私の操り人形となりなさい!!!」
(ごめんよ…ユキ、ソウヤ、マルシェ…眠い…闇に飲まれそうなぐらい眠たい…暗い…息ができない…私はもう無理そうだ…ありがとう…みんな…)
「さぁ!私の可愛い可愛い操り人形!『カフェオレ・ミルキィ』!!!アナタの仲間達を粉々にブチのめすのです!!!」
「仰せのままに…」
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〜一方その頃ババンガ街の外れの住宅街の公園では〜
「そういえば最近カフェこの辺に居なくない?」
「そうだな…*GESO*にもメッセージを送っても反応がねぇし。」
※GESOとはこの世界で言ううちの
L〇NEのようなものである。
「ちょっと忙しいだけなんじゃないかなぁ?」
「確かに忙しいっていうのもあるかもしれないわね。」
「それだったら安心だがな…」
「ピロン」と通知がなった。
「えぇ!?ちょっとコレみてよ!みんな!」
「なんだよ大袈裟だな少しは黙れよ」
「っておい!!!」
「どうしたの?何かあったの?」
「えっ?」
「カフェが…黒き伝説の能力者組織に誘拐されたわ。」
「どうするんだよ!!!早く助けねぇとヤベェぞ!!!」
「それよりも黒き伝説の能力者組織に僕たちの力で勝てるのかわからないよ…」
「でもカフェのためよ…何があっても助けなくちゃ…」
「ピロン」
「もう一通来たわ。カフェは地下室で監禁してるってよ!まだ生きてるわ!助けれる可能性はたくさんあるわ!」
「どんなことがあろうともカフェは友達だろ?何がなんでも助けようぜ!」
「そうだね…!僕も怖がっては居られないよ…!カフェの為にならどんなこともするよ…!」
「ヨシ、今日夕方16:00から黒き伝説の能力者組織の基地に潜入よ!!!」
「エイエイオー!!!(一同)」
ー果たしてユキたちはカフェオレを救出できるのか…!?ー
*次回7月6日16:00より更新予定!*
この物語はフィクションです。実在の人物・団体・事件などには一切関係ありません。