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【過去編】Sleep〜世界の終末〜  作者: 未来 花降香
【第一章】カフェオレ ミルキィ〜プロローグ編〜
3/17

【第3話】カフェオレと不思議な日

前回のあらすじ

カフェオレを負傷させたのは黒き伝説の能力者組織(ブラックリベリオン)だと知ったカフェオレ一行。だがしかし、カフェオレの身の回りに゛ヤツら゛の手はもう迫っている…!?

(詳しくは前回をチェック)

それから1週間が経った。まだ私の傷は完治していなかった。医者によると全治1ヶ月だそうだ。ちなみに足がほぼ動かなく、腕は不自由だ。

ふとテレビを付けてニュースでも付けてみた。

《大変です!ババンバ街で人が爆弾を投げたり、火をつけたりして暴れております!》

「嘘だろ…?聞き間違えじゃないよね…?」

どうやらババンバ街で人が暴れているらしい。だがあいにく私は体がまだ治っていない。だがしかし…

(助けたい…)

そんな気持ちでいっぱいだった。

(この足が動けば…!腕がもっと自由に動けば…!)

だが願いは儚く。叶わなかった。奇跡はそう簡単には起きないようだった。

私はただ中継を見ることしか出来なかった。

(動け!動け!動けぇぇぇぇ!)

そう願った。

ピクッ

足が動いた…!!!今まで動かなかった足が動いた!

私は人を助けたいという思いが優先してしまった。

点滴を外して、服を整えて、水鉄砲のような銃を持ってババンバ街に向かった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ババンバ街に到着したら中継通り人が暴れていた。5人ほどだ。

(まったく…警察は何をやっているんだ…)

私はそう思った。私は心を研ぎ澄まして相手の腕を1本ずつ撃ち抜いた。

(体が軽い…前世とは違って動きと肉体が体に染み付く…!動きやすい…!!!)

1人打った瞬間全員が後ろを向いた。

「いってぇ!!!何すんだお前!!!」

(ヤバい…!気づかれた…!)

その瞬間スナイパーの弾が飛んできた。

モノスゴイ反射神経で避け、その瞬間に全員の腕を吹き飛ばした。

「クソ…!なんて強いヤツなんだ!お前ら!俺を囲め!!!」

リーダーみたいなヤツがそう言った。

取り巻きがリーダを囲む前にリーダーを胴体に撃った。

(やっぱりなぜだかこの体だと動きやすい!)

「ヒェェェェ!!!もう降参です!!!命だけは勘弁を…!!!」

と、ソイツらは勘弁した。

ー◇ー◇ー◇ー

その後来た警察に5人は連れていかれたそうだ。

警察によるとソイツらは黒き伝説の能力者組織(ブラックリベリオン)だったそうだ。

私はその後勝手に病院から抜け出したことを説教された。

だがしかし、今まで動かなかった腕と足が思うように動いたのはスゴイと思う。

その後、腕と足は前みたいに動かなくなった。とても不思議な日だった。

ー◇ー◇ー◇ー

「フフフ…カフェオレ…か…なんと奇妙な存在だな…」

「情報によるとヤツはバトル最上位ランクZのようです。しかもトップランカーだと…」

「それは随分やっかいだな…そんなヤツを敵に回すとは…ククク…どうにかして味方につけたいもんだな…」


黒き伝説の能力者組織(ブラックリベリオン)に目をつけられてしまったカフェオレ…!(次回へ続く)ー


*次回6月22日更新予定!*


この物語はフィクションです。実在の人物・団体・事件などには一切関係ありません。

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