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【過去編】Sleep〜世界の終末〜  作者: 未来 花降香
【第一章】外伝
14/17

【ex.yk編第2話】いらない

前回のあらすじ

不思議な能力を手に入れたユキ!さてこのあとどうなってしまう…!?

(詳しくは前回をチェック)

「全員!!!私に従え!!!」


そう言った瞬間目の前の人たちが膝まついた。


「えっ…?何これ…?」


「ちょっとまって!!!ありえないんだけど!なんで私と周りの人達がお前の前で膝まづいてるわけ!?あんた『伝説の能力(チート)』でも使ったわけ!?」

「うわ〜!しかも左目が黄色だよ〜!」

「うわ〜!気持ち悪ーい!アッハッハッハッハ!!!」

「まって、私たちが今膝まついてるのってアイツらが西山さんを怒らせたからじゃない?」

「えー、最悪ー、私たちまで恥をかかせるだなんて最低だね。遠伊さん」


主犯格のヤツと取り巻きが笑い出す。

中には主犯格の事を悪く思う人もいた。


「ぐぬぬぬぬ!!!アンタ達うるさいわね!!!ボソボソボソボソ!私には聞こえてるんだからね!!!」

(ヤバイ解除解除!)


主犯格が顔を赤くしながら怒鳴りつけた。だがしかし私はは感じ取っていた。怖い先生が近くにいた事を。


「おい遠伊!!!うるせぇぞ!!!黙れ!!!」

(なんで私が怒られなきゃいけないのよ…!!!アイツに服従させられただけなのに…!!!)


ー◇ー◇ー◇ー


〜翌日〜

「ねぇ〜?お前のせいで私怒られたんだけど〜ハハハハハ〜!マジでどうやって責任取ってくれんのぉ?キャハハハハー!!!」

「そうだ!そうだ!お前ごときが遠伊様にたてつくな!」

「キャハハハハ!(遠伊と取り巻き)」

「…」

「あれ〜?黙り〜???キャハハハハ!」

「お前ら…」


「ここで人が怒ったらどうなるか知れ!!!」


「何?また能力〜???」

伝説の能力者(チーター)は駆除対象なの知らないの〜?」


「頭に顔をぶつけて悶絶しろ」


「いってぇなぁ!!!お前!!!お前にはこうして殴ってやる!」


「当たらねぇよバカ」


「クッソ…!伝説の能力(チート)使って良てけんじゃねぇよ!ゴミカス!!!」


「消滅しろ」


「ハッ!私に効くわけないよ!キャハハハハ!」

「ダメか…」


「怖い先生こい」



「おい!お前ら何やってんだ!!!職員室こい!」


「成功…」

「アンタ覚えてなさいよ!!!」

「ダマれ!遠伊!!!」


ー◇ー◇ー◇ー


それから私はこの能力を使っていじめっ子たちを服従させたり洗脳してなんとかしていたがどんどんエスカレートしていった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


だがしかし、挙句の果てには私は耐えきれず自殺を決意した。その時崖の端っこに立ってブツブツ言い始めた。


「もしかしたらこの能力が無ければ私はこんな目に合わなかったのかもしれない。親が違ければ変わったかもしれない。死んだ方が…楽なのかなぁ…生まれ変わったら…幸せになりたいなぁ…」


と、崖の端から片足を前に出した時に後ろから何やら声が聞こえてきた。


ーその声の主とは…!?ー



*次回8月17日20:00更新予定!*


この物語はフィクションです。実在の人物・団体・事件などには一切関係ありません。

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