【第?話】?∀´、異´@**>゜?、</・★変♯♭\灬●
前回のあらすじ
ボスを仲間にしたカフェオレ一同。これから待っている大切で幸せな日常とは...!?
(詳しくは前回をチェック)
ピヨピヨピヨ
「う...?朝...?アレ...?知らない天井だ...」
当たりを見回してみた。
「ここは...病院か...なんでわざわざ病院...?すこし立ち上がってみる...か...」
「動かないでください!!!」
「えっ!?誰...!?」
そこには人間が座っていた。
「あ、申し遅れました。私、『High Performance Artificial Intelligence』っていうロボットでして、通称フィーアです。あ、私の名前言った方がいいですか?私はシャルルです。」
見た目は完全に人間で、爽やかな男性の顔と体型である。どっからどう見てもロボットとは思えない。
「つまり...私が寝ている間にここまで技術が発展した...ということですか?」
「まぁー、そうとも言えますし、そうでないともいえますね。実はあなたここに救急車で運ばれて来まして、2日間寝ていたんですよ。」
「えっ!?じゃぁさっきの転生は...夢だったってことですか...!?」
「まぁ、一応アナタの意識は2日間飛んでいましたからねぇ...ちなみにですが、異世界とか転生とか異世界転移というのはまだこの時代では確立されてなくてですね...たまに異世界への扉だとかアナタのような転生者だとかはよく聞きますが、実際異世界に行った人が一向にかえってこないので、解明のしようが無いんですよね...」
「...そうですか...つまりここは未来ということですね...」
「はい。今は2323年8月3日ですね。」
(ちょうど300年後か...)
「あっ、ちなみに爆発で吹き飛んだんですけど何故体がツギハギがなく再生してるのですか?これも未来の技術だったり...?」
「...」
「えっ?急に黙らないで?怖い怖い。」
「まぁ、アナタからみたらここは未来です。実はアナタの体はもう現代の技術を使っても直せなかったので...」
「え?じゃぁ私死んだ?」
「いいえ。人肉の塊にあなたの魂を入れたんです。ちなみにこの人肉の塊は特別製でアナタの理想の姿になれるんですよ。」
「えっ!?理想...!?つまり...!?」
「あ、そういう事じゃなくてですね。」
「えっ」
「実はその手術の過程で生殖機能が無くなりました。あと体も成長しなくなりました。」
「...?」
「つまり妊娠はおろか生理も無くなったってことです。」
「えっ普通に嬉しすぎる。」
「えっ!?出産できなくなったってことですよ?今JAPAN帝国はつまり日本は少子高齢化が進んでいるんですよ...!?子孫を残してもらえないと...!!!まぁ、それは置いといてですね。とりあえずかがみを見てください。」
「...?これは...?」
なんと私の姿はピンク色の瞳と髪の毛でショートヘアの少女になっていた。
私からしたらまさに理想の姿だった。あの世界も良かったけど、未来もなかなかいいかもしれない。
〜しばらくして〜
私はリハビリをして歩けるようになった。せっかくだから外を見てみると...
なんと車が空を飛んでいたり、羽が生えた人間や、動物がいた。しかもみんな銃を持っていた。
「シャルルさん!これは一体どういう事ですか!?」
「そりゃ未来ですからね。2100年代に日本技術革命が起きて技術がもの凄く進歩しましたが、代わりに治安も悪くなったので銃の所持を解禁したんですよ。ですけど、自己防衛の時以外は使ってはいけない事になっているので、そこは安心してください。」
「日本が治安悪くなるって...相当技術が進歩したんですね...私も外に出てみたいです。」
「そうですか...あと3日で退院できますがどうしますか?」
「えっ!?もう退院出来るんですか!?」
「はい。しっかり歩けているので。後は様子を見るだけって感じですね。」
(未来の技術スゴ...)
〜退院の時〜
「今日は何の日だか知ってますか?」
「えっ?アナタの誕生日ですかね...?」
「いいえ。アナタの退院日です。」
「えっ!?嘘...!?時の流れって早いですね...」
「あ、そういやアナタ名前が無かったですね。」
「えっ!?ありますよ...?」
「あ、それは前世(?)の名前でしょう?姿も変わったんですから名前も変えましょうよ。」
「は、はい...」
(ミタマでカフェオレでも飲みたい...)
「そうですね...カフェオレとかはどうでしょうか?」
(えっ?思考読んできた?しかもあの世界と名前同じだし)
「別にそれで構いませんよ。」
「ではカフェオレさん!カフェオレミルキィで決定ですね!」
(なんか苗字もついてきてるうううううう!!!)
「では!犯罪者に狙われませんように!気をつけてくださいね!」
「なぁに!大丈夫だって!私を誰だと思ってるの!私はあの天才を目指すカフェオレ様だよ!」
「フフフ...そうでしたね...」
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「ゆーても!ここからどうするかねぇ!お金はアイツに1回殺されたから慰謝料とかその他色々で20億円あるからなぁ一生食って暮らせるわ!!!でもなぁ、なんかしないと暇だなぁ。」
「そうだ!!!」
「未来の技術を使って物を作ってみよう!!!」
「まずは家が必要だよなぁ...お金無いからとりあえず漫画喫茶で暮らすか...あれ?スマホは...?」
「...」
「そうだ...自爆した時にスマホもぶっ飛んだんだ...スマホないと死ぬからなぁ...とりあえずスマホを契約しに行くか」
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〜なんやかんやあって〜
「よし!スマホゲットできたぞ!しかもいい感じの漫画喫茶も見つけたし!とりあえず今日はここで過ごそー!機種変!機種変!」
「...」
「は?まって、あのイカゲームの世界でSNSポチポチしてたんだけどそれが残ってる...つまりあの世界は夢じゃなくて...現実ってことか...異世界存在するんじゃね?でもあの世界で撮って投稿した写真は全て黒く塗りつぶされてる...まるで政府が異世界の存在を消してるように見えるな...」
〜翌日〜
「せっかく未来の技術を使ってものを作るんだから研究所がいるよね!あと私の家...とりあえず2階建ての家を作るか...不動産に電話して...」
「あっ!すみません!家作りたいんですけど!」
《今から向かいます!どんな家がいいですか?》
「1回にリビングとトイレとお風呂があって!あ!お風呂とトイレは別ね!自室と寝室がくっついててめっちゃでっかい部屋が2階がいいです!」
《わかりました!今すぐ建てますね!》
「えっ?それってどういう事ですか?」
《上に気をつけてください!》
「え?ってうわ!!!上から建物が降ってきた!?」
《どうしました?とりあえず期限内に振り込んどいてくださいね!振込みのご案内はメールに送っておきます!ご利用ありがとうございました!》
「これが未来か...家建てるの早すぎるだろ...」
バタッ(ドアを開ける音)
「しかもしっかり想像通りだし。まぁ!とりあえず色々作りますか!」
〜数日後〜
「完成!靴型ジェットパックとエアコン付き白衣と保温性の服とズボンとなんかカッコイイベルトとピアス型ゴーグル!」
「いやー!疲れたぁ!せっかくだから研究所作りたいなぁ...100階建てがいいけど。電話かけとくか。」
〜何日か立って〜
「マジでできちゃったよ100階建ての研究所。下が大型ロビーで100階が社長室!私の理想の研究所!社員とか雇って!楽しみ!!!よっしゃ!気合いだ!!!これからも色々頑張るぞ!!!」
*The END*
次回からは <https://ncode.syosetu.com/n8979jb/> に入ります。既に1話を投稿済みです。
カフェオレの過去編はとりあえず完結です。他にも後日談とか公開する予定なのでお楽しみに。
この物語はフィクションです。実在の人物・団体・事件などには一切関係ありません。




