8.転生した「特別な力を持つヒロイン」は。(レナルド視点)
最終話です。レナルド視点。
「わたしと一緒に、いてくれる……?」
普段の明るくてはつらつとした声が嘘のようにかすれたイリスのそれは、けれど目一杯の俺への愛情を溶かしていた。
ぐっと、胸の奥からせり上がってくる熱い何かに、叫びだしてしまわないように唇を噛みしめるので精一杯で。
イリスの瞳に、俺が映っている。
どんな上等な宝石よりも美しいその緑色の瞳に、かつては映ることが恐ろしかった。俺なんかを見ることで、その瞳が濁ってしまうのではないかと怖かった。
だけどイリスの瞳は、今日もなによりも美しい。それが俺にとって、何よりの幸福で。
イリスは、ここにいる。誰に害されることもなく、俺の隣にいてくれる。
本当に、イリスを守れて良かった。
今まで負債だとしか思えなかった、転生前の記憶が役に立つ日が来るなんて。
握ったイリスの小さな手に安堵を覚えながら、俺はイリスと過ごしたすべての時間を回想する。
――今は「レナルド」と呼ばれている俺には、かつて違う人間として生きた記憶がある。
レナリアーシェという名のその女は、この国で百年だかそれくらい前に生きていた人間で、低位の貴族の少女で、そして「神樹の娘」の力を持っていた。
そう、「抹消された本当の三人目」。愚かな行為で存在を消された娘、それが「レナルド」として生まれる前の俺だった。
だからイリスに語ったことは伝聞でも調べたことでもない。単に自分の中にあった記憶を引っ張り出してきただけだ。
レナリアーシェは同じ「神樹の娘」とは思えないほど、イリスとは何もかもが違った。
異性にちやほやされることがすべてで、上昇欲が強くて。貴族としては平民に近いぐらい低位とはいえ、裕福な家に生まれたくせにそれでは飽き足らずもっと高い地位を望んだ。
特別な力と、貴族の礼儀から外れたようなはしたないふるまいで、有力な貴族に取り入った。彼らの婚約者に陥れられたとさめざめ泣いてみせて、その間に不和の種をまいた。時の王太子にまですり寄り同じことをして、高位の女性を貶めた。
まぁ、やりたい放題やったわけだ。可愛らしい容姿と特別な力を武器にして。
人間というのは愚かなもので、特別な力を持つものは高潔な精神も持っていると錯覚するらしい。どう考えても穴だらけのレナリアーシェの言動は、けれどしばらくの間真実として受け入れられ、王太子の婚約者は学期末のパーティで断罪の上婚約破棄されるという憂き目にあった。
ただ、そこまでだった。公爵令嬢であった彼女の父――公爵は怒り狂い、時の王に詰め寄った。そうなれば学院の中で行われたままごとのような悪事が露見せぬはずもなく、真に断罪されたのはレナリアーシェの方だった。
何であたしがこんな目に。
何も悪いことしてない。
騙された方が悪いのに。
あたしは「神樹の娘」で「特別な存在」なのに。
そうわめきながら死んでいったレナリアーシェは、次に目覚めた時には「レナルド」と呼ばれる男児になっていた。
今でこそ自分を「レナルド」だと自認し、「レナリアーシェ」を他人だと考えている俺だが、自我が目覚めた時にはまだ「レナリアーシェ」だったように思う。
前世の罪のせいか、俺が生まれたのは貧しい家で、加えて両親は後ろ暗い仕事をしていた。俺が女児だったら高く売れたのにと殴る蹴るを繰り返され、言葉を覚える前に乞食の仕草を教え込まれた。
あたしは貴族だ、特別な人間だと騒いでいた「レナリアーシェ」の記憶は、けれど年を経るごとにその声を小さくしていった。おそらく、ひどい扱いに心が死んだのだろう。そこで「レナリアーシェ」は真の死を迎えたのだと思う。
俺は、抜け殻だった。かつて生きた記憶と、現在の境遇の両方が幼子だった俺をむしばんで、自分がなんなのかわからなくなっていた。
そんな俺の転機になったのは、いよいよ父に殺されると思ったその時。
その日は飲んだくれの父の機嫌が悪く、いつもなら適当なところで止めに入る母もいなかった。役立たずの穀潰し、といいながら右頬を拳で殴られた瞬間、俺は家を飛び出していた。
生きていたい、と、自覚したわけではなかった。けれどここにいたら死んでしまうと、考えるよりも早く枝のような手足を動かした。
走って、走って、走って。雨水や川の水、その辺に生えている草を口にしながらようやくたどり着いたその先で、俺はイリスに出会ったのだ。
「あなた、まいご?」
きょとんとした顔でそう言って、イリスは俺の手を引いた。――誰かに手をつないでもらったのは、「レナルド」になってからはじめてだった。
俺はずいぶん汚れていたし風情もわけありのそれで、普通だったら関わりたくなんてないだろう。なのにイリスは俺を自分の孤児院へ連れて行って、そして俺の世話を焼いてくれた。
最初は、うさんくさい奴だと思った。だって、にこにこして親切にして見せて、それはまるで「レナリアーシェ」が男を懐柔する時のようだったから。
バカな奴だと思った。かつての「レナリアーシェ」ならともかく、「レナルド」には何の力もない。そんな風に心を砕いたって、時間の無駄だというのに。
「おれになんてかまっても、意味ないのに」
だからバルニエ孤児院に引き取られて半年ほど経った頃、俺は思わずそう口にしていた。
おまえに与えられるものなんて、今の自分にはない。だからおまえの行動は全て無駄だと、そう言いたくて。
それでイリスが離れていったってよかった。その時の俺にとって、イリスが与える温かさは毒にも等しかったから。
だけど、イリスは俺の言葉にもちっともひるまず。それどころか、珍しくキッと眉毛をつり上げると、俺の手を強く握りしめた。
「意味なくなんてないよ。わたしはレナルドと一緒にいたいから、いるんだよ」
「……え?」
「レナルドが一緒にいてくれるだけで、いいよ」
それは、いつも柔らかな物言いのイリスにしてはひどく強い言葉だった。
その力強さが、俺を困惑させる。何故、どうしてと、疑問ばかりが頭をぐるぐる回って、気づけば素直にそれを口にしていた。
「何で? おれといても、何の得もないのに」
「得? 得ならしてるよ、だってわたしが嬉しいもん」
「だから、なんで嬉しいんだ? おれといてもなにもあげられない」
「なにかがもらえるから、嬉しいんじゃないよ? レナルドと一緒にいられるだけで嬉しいよ?」
イリスが全く何でもないことのように告げたその言葉は、俺にとって目の前に雷が落ちるような衝撃だった。
だって、「レナルド」はもちろん「レナリアーシェ」にだってそんなことを言ってくれた人はいない。態度で示してくれた人だっていない。なのに何で、たった半年過ごしただけのイリスが俺にそんなに心を傾けてくれるのか、理解できなくて。
だけどイリスは全力で、俺が大事だと伝え続けてくれた。そこには嘘もごまかしもなく、理屈ではなく論理でもなく、ただただ心の底から俺という存在を慈しんでくれているのだと、ひねくれきった俺にも伝わるほどに。
イリスと出会って、俺はようやく「レナルド」になれたのだと思う。心の底に横たわった「レナリアーシェ」をただの記憶に出来たのもイリスのおかげだ。
あのまま時を過ごしていたら、父に殺されるまでもなく俺は死んでいただろう。身体も魂も、全てが消え去っていたと思う。
イリスのために、生きたい。イリスの隣で、生きていたい。
その願いは、俺の人生に火をともした。
イリスのためなら、どんな事だって出来た。勉強も身体を鍛えることも、何一つ苦じゃなかった。
まともに勉強なんてしていなかった前世の記憶も、少しは役に立った。知識はどういうところにあって、どういう風に得られるのかを知ることが出来たから。平民だと知ることの出来ない貴族の生活について知ることが出来たのも収穫だ。奴らに関わらずに済むから。
どんどん可愛くて素敵な大人になっていくイリスの隣を守り続けるには、相応の努力がいる。その努力すら楽しくさせるイリスは、間違いなく俺にとっての最愛で。
そしてうぬぼれでなければ、イリスも俺をそういう存在として見てくれていたと思う。俺たちの未来は明るいと、俺はそう信じていた。
イリスが「神樹の娘」の力に目覚めた、その時まで。
俺が悪かった。子供を助けようとしてドジって、死にかけた。イリスの力は、俺の死に直面したことで発現させてしまった。
レナリアーシェ時代を鑑みると力に目覚めること自体は時間の問題だったかとは思うが、あんな衆人環視の中、最悪のタイミングだったと言わざるを得ない。おかげで、イリスの力を隠蔽する余地はなかったのだから。
影ながらイリスを守るしかない。俺はそう考えた。出来るとも思った。
学院の体制は過去とそう変わりないだろうし、これまで築いた人脈で業者として入り込むことだって出来る。貴族を刺激しない立ち回りだってイリスに教えることが出来るし、そうすれば卒業後は少しは自由が出来るだろう。
俺と結ばれることは叶わないだろうが、イリスの幸福のために出来ることはいくらでもある。だから、これまでと変わらずイリスを守り続けよう、と。
なのに、貴族の家に行く前日。
イリスが大泣きしながら部屋に飛び込んできた時、俺は自分の失敗を知った。
イリスは、一度死んで時間が戻ったのだと言った。イリスはそれを俺に信じてもらえるか心配していたが、俺にとっては納得しかなく。
おそらく「やりなおし」とも言うべきその奇跡は、「神樹の娘」に備わった能力の一つなのだろう。
「神樹の娘」が非業の死を遂げた時、それをやり直せるだけの時間が巻き戻る。そう考えれば、これまでの「神樹の娘」が目立った政争に巻き込まれたり悲運の人生を歩んでいないことも納得だ。
レナリアーシェにそれが働かなかったのは、心底ねじ曲がっていた娘であったために「レナリアーシェ」のままではいくらやり直しても破滅の運命を回避出来なかったからなのだろう。だから「記憶を持ったまま別人に転生する」という形で「やり直し」になったのだ。
そう考えると、もしかすると「神樹の娘」の力は俺が持ったままだったのかも知れない。力が目覚める前に死にかけたことで、能力がそばにいたイリスに移った可能性すら考えられる。
俺はイリスに力を移してしまった挙句に、守り切れずにその命を喪わせてしまったのだと。
そう思えば、後悔に臓腑が焼ける心地がした。しかも、過去の「レナリアーシェ」の悪行をなぞるようにして冤罪を着せられたのだと聞けば、なおさら。
イリスが悪事を働くはずがないことは、俺が一番理解している。そんなイリスを守れなかったと言うことは、イリスにとって一度目の俺は失敗した、すなわち無駄死にしたと言うことだ。自分の見通しの甘さに反吐が出たし、それ以上にイリスを陥れた貴族社会が憎かった。
こんなにも優しくて純真なイリスを、利用するだけしてゴミのように殺すなんて。
俺がどんな思いでイリスの手を離すことを決意したと思っている。
神が、世界が、イリスの優しさを求めたなら、俺は身を引いてもいいと思った。だけど、イリスを不幸にするのならば話は別だ。
イリスティアを、神樹に還してやる。その代わり、イリスは俺に返してもらう。
そう決意した俺は、一度目に起こったことを細かくイリスから聞き出して対策を立てた。
イリスティアを自死に見せかけることはそう難しくない。
「神樹の娘」が「神樹に還る」こと自体が限られた人間しか知らない秘密なのだから、そう見えるように誘導してやれば偽装を疑われる可能性も低い。
告発文だって黒幕さえわかればどのあたりにばらまけば効果的かは推測できる。
貴族にとって平民の業者なんて影みたいなものだから、彼らに混じって抜け出せば気づかれることもないだろう。
かくして俺の読みは当たり、イリスを貴族社会から取り戻すことに成功した。お世話になったバルニエ先生や孤児院の子供達、街の皆とイリスを引き離すのは心苦しかったが、生きていればまた相まみえる機会もあるだろう。
俺の案に躊躇せず乗ってくれたイリスには、感謝しかない。
だからこそ、これからもずっとイリスを守っていこうと、そう思っていた。
――けれど。
「……イリスこそ、俺でいいのか」
あんまりにも、屈託なく。真っ直ぐな瞳で、イリスが俺を見つめるものだから。
そんな言葉が、無意識のうちに唇からこぼれ落ちた。まるで、自分自身を責めるように。
イリスの瞳が、丸くなる。なんでそんなことを言われているのかわからない、と雄弁に語る瞳は、俺に自分の罪を自覚させる。
だって、俺はずるをしてイリスを手に入れたようなものだ。
他の人が持ち得ない過去の記憶を持ち、それを利用してイリスが俺以外に頼るものがない方向に誘導した。
本当は、もっと穏便な――イリスがイリスティアのまま生きる道も模索できたと思う。その自覚があるから、イリスの澄んだ瞳に映る俺はひどく情けない顔をしていた。
「おまえは優しいし、かわいいし……死んだ事にしなくたって、貴族として生きられるようもっと上手く出来たかもしれない」
「かわっ……!?」
俺の告解めいた言葉に、しかしイリスは「かわいい」の方に反応した。俺はそんなにイリスに「可愛い」と言っていなかっただろうか。毎日のように思ってはいたのだけれど。
顔を赤くしてパタパタと自分の手で顔を仰ぐイリスは愛らしいが、俺の懺悔はまだ終わっていない。「イリス」と名前を呼べば、恥ずかしげにさまよわせていた瞳が再び俺を正面から捉えた。
本当は、全部うやむやにしてしまいたい。このまま遠くに連れ去って、取り返しがつかなくなるまで黙っていたい。
だけど、イリスがあんな風に真摯に、「一緒にいてくれる?」と俺に問うならば。
俺は、伝えなければならない。それは、俺こそがイリスに問うべきなのだということを。
「おまえは、神から特別な力をもらった。だけど、もうそれを大手を振って使えない。平民として生きれば、本当は助けられたはずの命を救えない事もあると思う。そうなった時に、苦しくなるかもしれない」
そしてようやく告げたのは、イリスが最も苦しむ可能性――その力で救えるはずだった人を、見捨てることになる未来。
イリスは優しいから、自分のことはどうでもいいと言うだろう。贅沢も煌びやかな世界にも興味はないと。
だけど、貴族でいればもっと多くのものを抱えられただろうと、そう気づいてしまえば苦しくなるかも知れない。
今ならば。
ぎりぎり、引き返すことも出来る。イリスを庇ってくれたという侯爵令嬢に頼ることも出来るだろう。イリスの力は希有なもので、それは貴族にとっても有効なものなのだから。
俺は静かに、イリスの返事を待つ。イリスは再び目を見開くと、うーん、と首をかしげ。
「それはないよ」
あっさりと。
俺の方が目を丸くしてしまうほどにきっぱりと、そう言った。
「だって、もし今の私が『助けられたはずの命を救えない』んだったら、神様が力を取り上げればいいだけだよ? わたしはレナルドを助けられたから、もう十分だし」
「え? あ……そう、か……?」
「そうそう。それに貴族の方がいいなら、孤児のわたしじゃなくて最初から貴族に力を与えればいいんだし。まだわたしに力があるって事は、平民の方がいいって事だよ、きっと」
俺の戸惑いも置き去りに、イリスは普段の二割増しぐらいテキパキとそう言い切った。さっぱりと、朗らかに。
貴族の座に未練がないのはわかっていた。けれどまさか、よりたくさんの人間の幸福に貢献できる未来すら一顧だにしないなんて。
ぽかんと、おそらく俺は結構な間抜け面をしてしまった。そんな反応が不服だったのか、イリスはむっと唇をとがらせて。
「レナルド、わたしのことちょっといい子だと思いすぎ! わたし、千人を助けられたってレナルドと一緒にいられなかったら嫌だよ!」
「――……」
そう、口にした。
わがままで、利己的で――そして普通の少女の、「望み」を。
ああ、と。
胸の奥から、じわりじわりと温かなものが沸き上がってくる。
そうだ、俺たちは聖人じゃない。英雄でもない。天の使いでもなければ、万能の力を持つわけでもない。
だから、いいんだ。
今目の前にいるたった一人、世界で一番大事な人のために生きたって。神様でも世界でもなくて、イリスと一緒にいることを一番にしたって。
そんな簡単なことに、今、気づいた。レナリアーシェとレナルド、二人分の人生を重ねて、ようやく。
「……うん。俺も、イリスと一緒じゃなきゃ、嫌だ」
ようやく、素直に笑うことが出来た。きれい事で覆わずに、自分の望みを口にすることが出来た。
イリスが一瞬息を詰めて、そして花が咲いたように笑う。その笑顔があんまりにもきれいで、かわいくて、俺にとってこの世の中の素晴らしいもの全てを体現したようで。
ぎゅっと、イリスが握っていてくれていた手に力を込める。
この小さくて温かな手が、俺に全てを与えてくれた。
「愛してる、イリス。世界中の誰よりも。何度やり直しても、この先何度生まれ変わっても。絶対に何度でも、俺はイリスを愛するよ」
こぼれた言葉は、恋心の発露。自分でも驚くほどに万感のこもったその言葉に、イリスの顔は熟れた果実のように真っ赤になる。
俺の手で悲劇の未来を回避させた少女が、俺を見つめて微笑んでいる。人生なんてくそったれだと思っていた俺を変えてくれた、たった一人。イリスのためなら、俺は何度だって報われぬ運命を越えていけるだろう。
そんな相手に、出会えた奇跡。決して良いものではなかったかつてのレナリアーシェの行いこそがイリスを苦しめているのかと悩んだ日々も、こうしてイリスが俺の手を取ってくれるなら、もう迷わない。
じっと、イリスが俺を見つめている。今すぐにでも抱きつきたいけど、手綱を握る俺を邪魔出来ないとこらえているのがわかってしまって、俺は思わず破顔した。
かわいいイリス。大事なイリス。神に与えられた試練も不幸も残り越えて、二周目の人生でなお俺を選んでくれた、最愛の人。
おまえの隣にいられて、よかった。そんな幸福を噛みしめながら、俺は片手でイリスの肩を抱き寄せたのだった。
真タイトル:転生した「特別な力を持つ(元)ヒロイン」は今度こそ(最愛の少女の)ざまあを回避したい
ということで、タイトルはレナルド(レナリアーシェ)視点でした。イリスは「逆行」なので。
ただ一人のためにひっそりチートして、そして二人だけで生きていく、そんなお話。
小ネタなので前後編ぐらいに収めようと思ったのですが、思ったより長くなりました。
面白いと思っていただけたら、ブックマークや下部の☆☆☆☆☆より評価をしていただけると嬉しいです。
2/1よりピッコマノベルズで連載開始しております。
よろしければこちらも隙間時間のお供にしていただけると嬉しいです。
逆行した「悪役令嬢の妹」は今度こそすべてを守り抜く
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