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私と散歩‼︎

目を覚ましたらお昼頃になっていた。


私は、お腹が空いているので直ぐにキッチンのある部屋に行った。


そこに家族全員揃い食事を始める前であった為に急いで自分の席に座ってた。


ここの村では、基本的に食事はテーブルの中央に大皿に乗っている物を自分の小皿に装うスタイルである。


今日の昼飯は、スパゲッティだった。


私は、お腹が空いている為にすぐに小皿にスパゲッティをよそいでフォークで食事を始めた。


お腹が空いている為いつもより美味しく感じながらスパゲッティを掻き込むが3歳児の胃袋はすぐに限界を迎えた。


満腹感を感じながらリビングのソファー移動してゆっくりしたが今日は散歩の気分なので出掛ける事にした。


家を出て道を進んでいる。


今日は、ポカポカのいい天気で絶好の散歩日和!


のんびりと散歩して畑を見てトマトを取って食べながら森の近くの道にと突然と奴が現れた。


小熊が現れたのである。


私は、内心焦りがあるが背を向けて逃げるのが1番危険な為逃げたいが逃げれない。


子熊もこっちを見て「やべ!」って顔をしてからこちらを観察している。


お互いに睨み合い時間が流れる。


私は、考えながら持ち物を確認したらポケットの中に散歩中に畑で取った小さいなトマトがあった為にそれを子熊の前に転がした。


子熊が警戒しながらトマトを口にしたのを見て私は急いで走って逃げた。


後ろから足音が聞こえるので見たら子熊が追いかけて来た!


畑の近くまで来たが私の上に子熊が乗って来た。


私は、終わったと思ったが子熊が私の顔を舐めて来たので子熊を撫でて大人しくなった。


なんとか命の危機を回避した。


子熊は私を敵と認識していなかった。


私のサイズが子熊より小さいからなのか最初のトマトは効果があったのかは、わからない。


とりあえず畑のトマトで餌付けをしながら撫でた。


以外にかわいいと思ってしまったが熊と人の共存は難しく人を襲って人の味を覚えた熊の事件を知っている。


それに親熊が近くにいる可能性もある為出来るだけ早く森へ返す必要がある。


そこにニーナ姉がやって来た。



「デュー 何しているの?


デューが獲物を捕まえてる!


今日の夕飯はお肉だね!」



私は、背中に怯えた小熊を隠して



「今から森に返すから獲物ではないよ!」



私は、子熊を連れて森の近くに行き



「もう人間の居る所には来たらダメだよ〜」



と小熊に手を振って別れた。




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ここはとある異世界の話です。 魔法やモンスターがいるファンタジーの世界です 魔法は才能がある人のみが使える 無能な会社員が転生して農民になった物語 農民スローライフを目指すが...
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