メイド長
ノーレ姉さんが笑っている。
私とメイド長のやりとりが面白かったのだろう。
トランプの条件にも入っているので仕方ない。
気持ちを切り替えていこう!
メイド長に私は、お世話になるノーレ姉の両親に挨拶をする為に居場所を教えてもらう。
突然にメイド長が泣き真似をして
「ノーレ様と婚約する為の挨拶をするんですね!
デューちゃんも大人になられました!」
私に突然のフリがきた!
私は別に普通の人なのでギャグとかないですよ!
「わたし デュー3さい! って子供ですよ!
何故突然に婚約の挨拶をするんですか!
普通に考えて王都帰宅までお世話になるので挨拶をするんですよ!
後メイド長は親目線なんですか?
まだ会って3時間ぐらいですよね!
いつ頃に親目線になってたんですか?
その過程も気になりますがメイドが勝手に婚約させるなよ!
メイドが家主の前でふざけていますが大丈夫ですか?
解雇になりますよ?」
と言うとノーレ姉が
「私の弟と最高よ!」
と言い笑っています。
「ノーレ姉は今日会った時に弟にするの諦めましたよね!
友達で良いって言いましたよね!
その前に貴族ってこんなノリするんですか?
私の思ってた貴族と違うんですけど!
トランプの時までメイド長はまともな人?
カウンティングしたからまともでもないかな?
けどトランプの時までは、なんか私の中で貴族とメイドのイメージが崩れていますけど大丈夫ですか?」
「デュー様は、ご冗談がお上手いですね!
メイド長は、その様な冗談は言いません!」
.....
「えぇ〜マジですか!!
今更まともになっても遅くないですか?
それともONとOFFスイッチ出来る有能なメイドアピールですか?」
「ええ そうよ! メイド長は有能ですよ!
そして私もデューの姉として有能な所を見せる時がきたのですね!」
ノーレ姉は、絵を描き始めた。
私は、その行動を見て
「絵師さんって ノーレ姉だったのかい!」
とツッコミを入れた。
明日まで更新して来週から木曜日に戻します。




