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3歳になったよ‼︎


月日は流れて私も3歳になり簡単な家事の手伝いをする。


普通は、5歳ぐらいからだけどね!


毎日同じで掃き掃除のみ。それ以外は自由だから

蔓で編み物のバックを作ることにした!


バックを1つ売るだけで銅貨5枚!


職人ではないので綺麗なバッグは作れないけど、3歳児が作ったバッグと言う事で売れるらしい!


プレミアかな?


多い時には、月に10個売り50枚も稼いでる!


3歳では有り得ない程稼いでる!


趣味程度で作っているから作らない日が多いけどね!


この世界の通貨は、銅貨 銀貨 金貨 白金貨


この国では、銅貨100枚で銀1枚銀貨20枚で金貨1枚 白金貨は存在しているが庶民には、関係が無い!


金貨すら見たこともない人が大勢いる世界だから


銀貨1枚で家族約1ヶ月分の生活が出来る。


金貨1枚で家族約1年半分と言われている。


私の家は納税で畑の食糧の半分を納め


残りの半分で家族1年分+村の管理費以外に銀貨12枚を稼いでる。


豊かな農家だと思う!


その上に私の作ったバックは、人気であるから銅貨5枚で売れる!普通は、銅貨3枚だそうだ!


そうして親に感謝される日々だ!


前世では、考えられない!無能だった私が今は、幸せを感じる日々だ!


そんな日々だが週1回庭でニーナ姉とグラ兄は、5歳の頃から剣の訓練もしているのを見ている。


なんでも魔物から守る為の訓練だそうだ!


この世界には、魔物も盗賊も人同士の戦争もある!


大戦は、約20年前にあったらしい


それ以外には、小競り合いは毎年あるから農民でも武術の訓練をしないといつ巻き込まれるかわからない!


仕方がない事。


そしてニーナ姉は武術の才能が有るようで、大人相手でも倒す事が出来る程強い!


父親には、負けるけど。


父親が強い理由は、元傭兵であったらしい。


有名な傭兵団だったらしいけど引退して母親と結婚して農家になったらしい。


そんな父親の血を継いでニーナ姉は強い!


長男のグラさん事グラ兄は、防御が上手い!


ニーナ姉の攻撃を小さいな盾で防いでいる!


防御に徹底すればそこに壁があるみたいだ!


攻撃は、普通...


私の家族色んな意味ですごいんだけど...


ニーナ姉が訓練終わり私に話掛けて来た。



「デュ〜 昼飯後に遊びに行くけどくる?」



私は、ニーナ姉に逆らえない!



「行きます。


けど森には、行きません!」



家族同伴の元なら外に出る事は問題ないが、この前ニーナ姉と森へ出かけた時に鹿に追いかけられた事がトラウマになった。


ニーナ姉は、私を囮にして鹿の背後から接近して石で鹿の頭を殴り、気絶させてから持っていたナイフで首を裂いた。


それを近くで見ていた私はさらにトラウマを植え付けられたのである。


弱肉強食の世界だけど10歳の少女が鹿を狩る!


やばいなこの世界!!


この後家に帰り両親に私の事でニーナ姉が怒られたけど肉を確保したことは褒められていた。


確かに肉は美味しいかったけど納得出来ずにいる!!


肉の美味しさとトラウマの狭間を格闘する私!!


さすがにトラウマが勝利した。


そんな事もあり森は、今の所行く気になれない。



「森へは行かないわよ!


近所の子供達と遊ぶだけだよ!」



と言うニーナ姉


私は森でなければ大丈夫と思った。



「お供させてもらいます。」



昼飯後に近所の家に遊びに来た!


姉の幼馴染のトフィーの家だ!


トフィーは、ニーナ姉と同い年の女の子


見た目は、髪は短めのほのぼの系女の子


見た目と違い性格は、冷静でどこか肝が座っている。


そして何故かニーナ姉と同じでナイフを隠し持っていて、ニーナ姉と一緒に森で魔物退治もしている。


この世界の女の子達は、ナイフを隠し持つのがステータス?と思う私がいる。


この村に3歳〜11歳までの成人前の子供は、40人いる。


40人の内15人女の子がいて


女子はほぼ全員が隠しナイフを持っている。


他の村を知らない私には、これが普通なのか異常なのかは、わからないでいる。



「今日は、森で狩りでもする?」



とトフィーが言う。



「今日は、お茶会するわよ!


この前、デューで鹿を捕まえたらりょうしんから怒られたのよ!


おかしいよね!


だから今日は、お茶会でのんびりするよ!」



とニーナ姉が答えた。


トフィーの家は、紅茶の葉を作る農民で加工もトフィーの家で行っている。


商人から人気がありこの村に商人が来る理由の1つでもある。


貴族に渡る頃には金貨1枚になっているらしい。


この村の特産を言うなら紅茶と蜂蜜である。


紅茶の葉は、高級品だがこの村では、毎年各家庭に1瓶と小麦大袋1つ交換してくれる。


普通は紅茶1瓶で銀貨3枚と小麦大袋銅貨40枚では、交換自体おかしな話だがご近所なので特別価格だそうだ。


そんな事もありこの村の飲み物は、豊かである。


そしてお茶会が始まる。


ニーナ姉が紅茶を片手に



「やっぱり獲物を狩る時には、背後から気配を消して接近した方が確実だと思うんだよね!」



それに反応してトフィーが笑いながら



「木から弓でやった方が確実で怪我もしないからわざわざ接近しない方が私は、いいと思うの!」



確かにトフィーの弓は目標から外れる事が滅多に無い!


どっかの東郷みたいに目標を撃ち抜く!


ニーナ姉が笑いながら答えた



「トフィーだけだよ!


私のお父さんが傭兵だったときにも100m先の目標に確実に当てれる人がいないと言っていたわよ!」



トフィーが笑いながら



「ニーナも武術や暗殺術において天才だとニーナのお父さんが言ってたの!


だから私よりニーナの方が総合的に私より優れているのよ!


だから私は、普通なの!」



と言っているが私は、思うのである。


やっぱりこの村おかしいよね?


週一回投稿目指します。

よろしくお願いします。


宜しければ評価もお願いします。

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ここはとある異世界の話です。 魔法やモンスターがいるファンタジーの世界です 魔法は才能がある人のみが使える 無能な会社員が転生して農民になった物語 農民スローライフを目指すが...
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