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転生した女性SEの異世界魔法ライフ  作者: 双月 仁介
社会人編(1年目)
135/303

135 社会情勢

 現在、グレンテイン王国を取り巻く外国の情勢はどうなっているのか?

 ほとんどの国は問題ないんだけど、唯一懸念を(いだ)かざるを得ないのがガルム帝国の動向だ。

 2年前にある小国を併呑(へいどん)したんだけど、さらにいくつかの国へ内政干渉しているみたい。宗主国と従属国の関係を作ろうとしているらしい。

 背景には強大な武力(軍事力)があるんだけど、まじで帝国の拡張政策にも困ったものだよ。


 いっそのこと、我が王国に軍事的挑戦をしてくれれば、つまり国境侵犯をしてくれれば叩き潰してやるんだけどな。…って、私がやるわけじゃないけど。

 私の自信の源は我が国の魔法戦力だ。

 なにしろ攻撃面では魔法の複写発動の技術がある。これを知っているのは我が国だけだ。さらに防御面では携帯型防御結界装置がある。もちろんうちの製品です。

 つまり、魔法の面では攻防ともに負ける要素は一切ない。

 そのあたりが抑止力(よくしりょく)となって戦争を食い止めているのであれば、それはそれで良いんだけどね。


 帝国が王国へ密偵を放っているのと同じく、王国も帝国国内へ密偵を潜入させている(らしい…アレン情報)。

 それによれば、帝国軍では攻撃用の魔道具と防御結界の魔道具の製造と配備を急ピッチで進めているらしい。

 『戦いは数だよ、兄貴』と言ったのは誰だったかな?魔道具数の増加は戦力増大と同義だよ。ランチェスター第2法則的にもやばいです。

 ある程度の戦力が揃ったときには、どこかの国へ侵攻を開始するだろうね。その相手が我が国なのかどうかは帝国皇帝に聞かないと分からないけど。


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